641: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/09/26(木) 11:14:20.21
お前ら、ドラマチックな出会いしてるのな。
学生時代、自宅で姉の後輩と「ミュウツーの逆襲」を見て揃って泣く
→次第に仲良くなり交際
→「お前などに、後輩ちゃんはやらん!」と俺の姉がラスボス化
かわいいなw
そして付き合い長いんだな
>>641
どうした?
早く詳細を書く作業に戻りたまえ
特に「後輩ちゃんはやらん!」について詳しく ハアハア
ラスボスは聞きたいな。
後輩と姉さんは、まさか?
おい、ポケモンマスター
早く、嫁をゲットする方法を教えろ
>>645>>646
ごめんよ、百合とか三角じゃないんだ。むしろ親父。
ともあれ、投下。
姉は俺の一学年上で、小中学は同じだったけど、姉は女子高、俺は共学に進学。
お互いの友達が家に来て、姉は部活仲間の中でもお気に入りの後輩をよく家に呼んでいたが、俺と後輩さんは廊下で挨拶する程度だった。
高2の強い雨の日、家に俺一人の時に呼び鈴がなって出てみれば後輩さんがいて「あれ、先輩は?」状態。聞けば、姉と約束してたらしいが、姉は朝から不在で俺が電話すると、
俺「後輩さん来てんぞ。何やってんの」
姉「やべ、忘れてた。二、三時間したら帰れるから、待ってて貰えるならアタシの部屋に通して」
俺「外、大雨だしなあ。メールでちゃんと謝っとけよ」
姉「はいはい、後輩ちゃんに何かしたら泣かすよ」
みたいなやり取りで後輩さんを姉の部屋に通した後、もてなす気ゼロな俺は当初の予定通りリビングのテレビで、返却期限の迫ったレンタル「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を見ることに。
始まって数分で気配がしたから振り返ると、トイレの帰りなのか後輩さんがリビング入口にいたが、まあオタと思われてもいいかとか思っていた。
意外と後輩さんは去らずに、
後輩「ポケモンですよね」
俺「あ、知ってます?」
後輩「兄がゲーム持ってて」
俺「アイツ(姉)帰るまで暇でしょうし、見たければご自由に」
後輩「あ、はい」
俺が最初まで巻き戻してると、後輩さんがソファの俺の隣に座ったのは予想外で、
なんかいい臭いもしたけど、特別会話もないまま終盤に差し掛かり、俺が泣いた。
「相変わらず涙腺くるなー」とか思った横見たら、後輩さんもポロポロ泣いてた。
鼻すすってマジ泣きして「あ、ごめんなさい。ごめんなさい」と慌てながらまだ泣いて、なんかもう抱き締めたくなった。
しかし、間もなく姉が帰るはずな時間のため、ヘタれた俺は箱ごとティッシュ渡して姉部屋に戻した。
後輩さんが帰ってすぐに姉が「お前、後輩ちゃんに何した」と俺の部屋に来たが、姉もポケモンは持ってて、どちらの色を担当するか、
どのポケモンを交換するかでマジ喧嘩した程なので「ミュウツーなら仕方ない」とあっさり解放。
その後も後輩さんはうちに来て、俺の出身中学の女子が後輩さんのクラスメイトと判明したり、
少しずつ共通の話題を話す機会も増え、ミュウツーの件から一ヶ月後にメルアドをゲット。
この時点で後輩さんのことが好きになってた。
直接連絡したり、二人で会うことも増えて、俺から告白して正式にOKもらうが、初めての彼氏彼女な照れ臭さもあり、こっそり付き合おうかとも思ってた。
しかし、後輩さんは姉にだけは話したいと言った。
……手を出したの、一番知られたくない相手なんだよ。泣かされるよお。
しかし、ここで俺は、初めて姉と後輩さんが何故こんなに仲がよいのか詳しく聞いた。
姉のいる部活は上級生からのイジメが横行してて、一年の時点で何かと目立つ姉はターゲットにはされても「何かした?ガハハ」とスルーしてたらしい。
しかし、一年経って新しいターゲットが後輩さんに移り、おとなしい後輩さん相手にエスカレートしたのを見た当時二年の姉は、三年の腰巾着を除く一、二年と下克上を起こし、後輩さんを守った。
その件で、後輩さんは姉を慕い、姉も後輩さんを妹のように可愛がった。
だから、姉にだけは隠し事したくないと言われ、俺もしぶしぶ承諾。
まあ、休みはダラダラしていた俺と後輩さんが「用事」でいない時間が重なり、俺の前で「最近、後輩ちゃんが忙しくて遊べないわー」とか言ってた時点で、既にバレたか時間の問題だったし。
後日、後輩さん「カラオケ行きたいです」姉「応」で行ったカラオケに俺が乱入し、交際を報告した。
カラオケにしたのは、防音だから会話を周囲に聞かれることなく、本当に修羅場になったら助けを呼べる場所にしたかったから。
俺たちの話を聞いて烏龍茶を飲みきった姉の第一声は「後輩ちゃんはお前などにやらん!」だった。たぶん、百合な人ではなく、父親ポジ的な意味で。
俺「普通、弟である俺はやらん、じゃね?」
姉「お前がどうなろうと知らんけど、相手が後輩ちゃんなら話は別。
というか、後輩ちゃんはこんなんでいいの?こいつ馬鹿だよ?フリじゃなく本当に」
後輩「あ、はいっ……じゃなくて、(俺)さんは優しいですし」
姉「でも、エ口本に大きい子多いよ?」(後輩さんはやや控えめ)
俺「えっ」
後輩「が、頑張ります」
以降、姉が俺をディスり、もはや半泣きの俺を後輩さんが俺をフォローするという状態が一時間近く続いたが、
延長の電話がなる頃には姉も了承して「まあ、そこまで弟見てくれてるなら騙されたりはしてないか。馬鹿なりに後輩ちゃんを大事にするだろうから見捨てないであげてね」と言って姉は出ていった。金を一切払わず。
数年後の就職活動、さらに数年後に両家の両親に結婚の挨拶しに行ったときより間違いなくプレッシャーがキツかった。
これでラスト
とにかく、姉の承諾もいただいたが、既に高2も終わりの頃(姉は推薦で大学決まり)で、成績が大分ヤバかった俺は両親に頼んで予備校に通いだし、なんとか後輩さんの志望ラインを下げることもなく同じ大学に進学。
就職先が違う上に、俺が遠方に配属されたこともあり、すぐに結婚とはいかなかったが、遠距離恋愛を経た上で入籍して、後輩さん改め嫁さんを連れ帰った。
それからは、嫁さんと家事の取り合いで若干喧嘩する以外は円満だし、嫁と小姑の仲が良いことはいいんだが、
姉に「アンタは、後輩ちゃんがアタシの義妹になるために
生まれてきたコネクターみたいなもんだから」と言われた時は何も反論できんかったよ。
もうすぐ第一子も生まれるが、今度は三人で「ミュウツーの逆襲」見てみたい。
どうせ俺はまた泣くんだろうけど。
乙!
なんかほんわかしていいな。
ところで、初めての時、は姉にバレた?
バレたというか、姉がカマかけて二人揃って赤面してたら、俺だけ隣室に連れていかれたよ
タイミングよすぎんだよ
せんせー
どうすれば、雨の日に姉の後輩が家に来ますか?
どうすれば、姉ができますか?
マスターボールはどこですか?
押し付け合いじゃなくて、自分にやらせろってこと?
うん、取り合いで合ってる
両親共働きだから学生時代は姉と交代で飯作ったりしてたし、嫁さんも苦にしないから、
俺「よーし、休みだから家事やっちゃうぞ」
嫁「私がやるよ。お休みなんだから俺くんは休んでて」
俺「いやいや」
嫁「いえいえ」
俺.嫁「……」
俺「俺がやるっつってんだろ!」
嫁「私がやるの!」
こうなると何故か、一緒にやるという結論にならない。
まあ、子供生まれたら全力でサポートさせてもらうが。
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