こういう話は雑談くらいでいいと思うので、勝手に語らせてもらう
区切りがついたので昔話でも
よくある不倫モノで俺がサレ
フェイクあり
俺:30代 会社員
嫁:20代 会社員
間男:20代バツイチニート?
嫁は所謂機械音痴で、PCも携帯電話も設定はすべて俺がやっていた
ただSNSだけは自分でできるらしく、俺はノータッチ
あるとき、嫁のPCのメンテナンス中に嫁が誤ってダウンロードしたのであろう、間男とのメッセージのやり取りが目に入ってしまった
嫁はもともと派手なタイプではなく、下着が変わるとか、家事が疎かになるとか変化はなかった
ただ、仕事のストレスは溜めやすいタイプだったと思うので、浮気した原因の一つはそれだろう
それ以上に、結婚後レスになった俺への不満もあったように思う
その点は反省している
嫁の不倫に気づいてから改めてみてみると、
休日出勤などの嫁の不自然な行動が目につき、不貞の証拠はあっさり手に入った
普通は嫁に対する恨みが出るのだろうが、上記の理由などもあり、嫁に対してはあまり感情が動かなかった
悪かったな~とかそういう感じ
なにより俺は嫁に惚れていた
そこで、そんな嫁の弱みに付け込んできた間男の方に恨みを向けることになった
まとめサイトなどを見て、どういう制裁方法がいいのかを日々悶々と考えて過ごすようになった
法律相談にも行ってみたが、金銭での制裁をおすすめされた
間男は親の資産もあり、高額請求してもあっさり払いそうで、これでは恨みが晴らせない
そもそも、俺も仕事がうまくいっており小金持ちだったこともあり、カネが欲しいわけじゃない
いろいろグルグル考えた末に、ビジネスライクに優先順位をつけることにした
最優先したいのが、嫁と間男を別れさせ、二度と会わせないこと
これは簡単にできる自信があった
発覚時点で関係は終了していたこと、
間男からのアプローチは今も継続してあるが嫁が断り続けている証拠もあった
嫁はそれほどバカじゃないので、話せばわかると思っていた
ただ、間男が斜め上のバカだった場合、うまくいくかどうかの不安はあった
だから念書をとって別れさせても無駄なような気がした
俺の中の黒い気持ちが日に日に強くなっていき、
まとめサイトと2ちゃんのバカ話だけが俺の心のオアシスとなっていた
不倫に気づいてから、制裁するまでは普段通りに過ごすようにとのアドバイスももらったが、ここは特に苦労しなかった
夜の方は元々レスだったし、お互いに仕事が忙しかったので会話も少なかった
そして嫁の飯は美味かったので、これは問題なく食えた
リベンジ終了まで俺の体力がもったのは、嫁の飯のおかげだとすら思っている
間男に対して一番やりたかったのは、ヤツの竿を再起不能にすること
これなら、嫁に対しても他の女性に対しても二度とアプローチできない
ではどうやって再起不能にするか
刃物でチョン切るか?→相手を失神させた上で、ズボンと下着を脱がさせて、ヤツの竿を握って、包丁?鋏?で切る、
という過程は手順が多すぎて現実的ではない
鈍器で潰す?→全裸ならまだしも、着衣の相手の下部分を一撃で潰せるものではない
引き抜く?→某探偵小説で読んだ方法だが、普通の人の握力でできるものではないので自動車などに引っ張らせるのか?
俺は現実的なものの考え方をするタイプらしく、いろいろ自問自答してみたが良い方法が見つけられなかった
結局視野が狭くなっていた俺は、とにかく相手の竿を再起不能にすることしか考えられなくなってしまっていた
そして、あるサイトを見て、これなら、と思える方法が見つけた
証拠もそろい、覚悟も決まったので嫁を通して間男に連絡してもらった
嫁は驚いていたが、謝罪し、俺はそれを受け入れて再構築を目指すことになった
ただ、俺の中でけじめはつけたい、と伝えて間男を呼び出すのに協力してもらった
間男との面談当日
できるだけ冷静に物事を進め、他の人に迷惑をかけたくないため、自宅に間男を呼んだ
相手に断わってボイスレコーダーで録音を始めた
嫁は実家に帰らせておいた
青い顔をしていたが、腹を括ったのかおとなしく従った
先に、離婚する気はない、と伝えていたのも良かったのかもしれない
間男も座らせたのだが、ヘラヘラ半笑いのままと慰謝料の話をし始めた
慣れていたのかもしれない
煙草も吸いだした
ジッポー?で火をつけて、そのライターを机の上でもてあそんでいた
お茶は出していたが、灰皿は無いので、湯呑みに灰を落とそうとしていた
しょうがないので灰皿代わりに空き缶を出してやった
俺は、こちらが先に激高しないように耐えながら間男を怒らせようとネチネチと口撃してみた
俺「働いていないと社会常識が育たないんでしょうか?」
間男「そっすね~(ヘラヘラ)」
俺「以前は結婚されてたそうで、やはりあなたの浮気でしょうか?」
間男「ま~そんな感じです(ヘラヘラ)」
俺「別に女性には困ってないでしょう?」
間男「俺、好き嫌いしないんですよね~(ヘラヘラ)」
普段人の悪口とか言わないんで、早々に俺が手詰まり
報復の内容ばっかり考えて、そこに至るアプローチ方法は軽く見ていた俺の準備不足
そこでふと、大学時代の後輩の話を思い出す
後輩の出身高校はバカ高校だったので、同級生に「バカ」と言っても全く堪えない
だが、オシャレにはこだわっているやつばかりだったので「ダサい」と言われるとむちゃくちゃキレる、という話
で、俺もそこを突いてみた
俺「そういえばあの靴って趣味悪いですよね」
間男「は?何言ってんすか?○○ですよ?」
相手の雰囲気が変わったのがわかった
俺「なにそれ?知らないよ?(本気で知らなかった)イ○ンでおじいちゃんが履きそうな靴じゃない?」
間男「なんにも知らないんすね!あれは△△万円するんですよ!?」
俺「え~?それ騙されてない?どう見ても2千円くらいだよ?」
間男「テメーこそダサい靴履いてるんじゃねーか!」
俺「ナ○キってダサイの?」
間男「スニーカーと比べるんじゃねーよ!」
俺「あんなとがった靴じゃ走れないでしょ?」
間男「走るわけねーだろ!あれがオシャレなんだよ!」
俺「人を蹴るときには役に立つのかな?」
間男「オシャレだっていってんだろーが!」
ここで間男掴みかかる
俺、間男とつかみ合ったまま、よろよろと、窓の方へ
間男は煙草を吸うが、俺も嫁も吸わないので、口臭に耐えられなくなった俺は「臭い!」と言ってしまった
間男、これで怒り狂い、俺の顔面にパンチ
俺「口がくせーんだよ!」
痛かったけど耐えて、間男を窓の外に引きずりだす
間男「なんだとテメー!」
ご近所さんに響き渡る
ここが高層マンションだったら、ベランダから落としてやりたかったが(そういうまとめあったよね)、残念ながら1階でした
間男のはへなちょこパンチだったが、さすがに何発も食らって、頭がクラクラしてきたので勝負を急いだ
生垣の影に入り、通行人から見えなくなったところで間男の下半身に膝蹴りしてやった
結婚後、嫁の飯が美味いので20キロ近く太って今じゃ見る影もないけど、高校生まで格闘技をやってたんだよね
けど、ちゃんと師匠の教えは今でも守っていて、身を守るため以外に技は使ってません
一発で蹲ってしまった間男を仰向けに転がして、準備していた制裁を実行
百均で手に入れたライターの交換用オイルと、間男が机の上においていたライターを取り出した
間男の下半身にオイルを全部ぶちまけ、間男の下半身に火のついたライターを投げた
自分でもびっくりするくらい冷静にできた
間男の下半身から炎があがる
間男はワーワー言いながら転げまわる
俺はそれを無言で見ていたが、火が回ったところで
「水を持って来る!」と言って部屋に駆け戻った
机の上にあった、お茶をもってきてかけてみた
が、焦って半分以上こぼしてしまっており、、大した量でもなく効果なし
次に、急須を取ってきたが、これもあまりお茶が無かったので、
仕方なく出涸らしを振りまいておいた
そのころにはもう火も消えかかっていたので、ようやく思い出して玄関横のホースから水を出してかけてやった
それから救急車を呼んだ
その後いろいろあって、俺は現在も嫁と暮らしています
間男は俺にやられた!と最初は騒いでいたが、
ポケットに入れていたライターのオイルが漏れて偶然火が付いた、という感じになってまともに取ってもらえず
火傷のパニックが覚めたら、急におとなしくなって、その後は何も言ってこず
今では立派な引きこもりだそうです
うまくいくもんだね
間男が暴力ふるうタイプじゃなかったら成り立たないぞ
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