945: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/04/23(水) 09:06:01.36
需要?
ないわけないだろ~??
需要があったので書いてみる。
書き込み初めてだから変なところあったらすまん。
一部フェイク、グロ?あり
当時の俺は陸上部に入っていたんだが、少し大きな大会で隣の県で試合。
そこに一緒に出た友達がケガ→入院コースになった。
次の週は休みになったから見舞いに行って帰る時、靴紐が両方緩んでたのに気づいて結び直そうとしゃがんだ。
ちょうど車椅子用のスロープでしゃがんで結び直してたら背中に何かが激突して地面と熱烈なキス。
痛みをこらえて振り返ったら車椅子の上で必死に謝る嫁。
これが出会い。
お互いに謝罪合戦を繰り返し終わって改めて嫁を見たら凄く可愛かった。
薄い金髪(クォーターだと後で聞いた)で人形みたいな可愛い子、がしっくりくる。
その時点で一目惚れ。
当時俺14歳、嫁13歳。
951: 945 投稿日:2014/04/23(水) 10:03:50.46
それから部活が休みの度に電車に乗って会いに行った。
小遣いだけでは足りなかったから貯金を崩して電車賃に当てて。
嫁との会話は楽しかったけど、嫁はいつも暗い顔だった。
ある日会いにいくと嫁の母親が一緒にいたんだけど、
「二人きりで話がある」
と言われて嫁の母親と喫茶店で話すことになった。
「俺君はあの子の足の事どれだけ知ってる?」
「全く聞いてません」
実は嫁は両足切断している。
正直気になってたけど聞くのも失礼なので嫁が言わない限り聞かないことにしてた。
そう答えたら教えてくれた。
とある震災で倒壊事故に巻き込まれて両足切断になったこと、
それが原因でいじめを受けたり敬遠され続けたこと。
嫁は俺が会いに来るのは嬉しいんだけど、どうせ離れていくんだからと思われてること。
テンパってよく覚えてないけど、
「そんなことで離れるつもりはない」とか言いまくってたらしい(嫁の母親談)。
その後母親の口添えもあって段々嫁も心を開いてくれた。
それからちょくちょく会いに行って話す関係が続いたある日、
いい加減告白しようと決意した矢先に事件が起きた。
とっくに退院していた嫁だったが、会いに行ったら緊急入院と言われた。
病院に駆け込んだら嫁の母親がいてひき逃げにあったと言われた。
結果だけ言えば命に別状なし。
ただし子宮摘出したと。
今日は帰ってくれと言われて大人しく帰る。
会えたのは1ヶ月後。
病室で嫁は自サツしそうな顔だった。
両足がなく、子供も産めない体になった私は生きてる意味がないってずっと繰り返してた。
俺君もこんな私のことは忘れてって言われた。
だからどうしたって感じて諦められるわけも無く玉砕覚悟で告白した。
返事は貰えなかったけど断られることも避けられることもなかったので
それ以降も普通に嫁の家に会いに行き続けた。
そんな関係が続いて大学卒業間近になった俺は
いい加減返事をもらいたいと思ってプロポーズ決行。
嫁はボロ泣きして
「迷惑をかけられない。子供も作れないから諦めたほうがいい」
嫁母は黙ったままだが嫁と同じ考えっぽい。
それでも嫁が好きだとボロ泣きで言い続けた。
一時間くらいやりあって嫁は頷いてくれた。
出会ってから十年でやっと返事がもらえた。
車椅子に激突された日に入籍した。
引き取った養子が昨日馴れ初めを聞いてきたので記念書き込み。
色々グダグダな駄文ですみませんでした。
2人と家族に幸が来るように萬の神の尻を叩いておいた。
>>952
幸せにな!
最近のコメント