秋の夜長
YRSK
ありがとう。語ってく。身バレ上等フェイクなしの実話。
もうすぐ結婚記念日なので当時を思い出して書く。
妻と初めて会ったのは、ボランティアがキッカケだった。
10年ほど前(当時21歳)俺はとあるキッカケがあって
地元から飛行機の距離の地方にボランティアに行くことになった。
1年半くらい休学して、そっちに住んでの専従ボランティアだ。
赴任当日、現地の集会に参加した席に嫁がいた。嫁は当時18歳。
嫁は地元に住んでいる娘でボランティアに参加していた。
俺の椅子2つ隣に座っていて「笑顔の可愛い子だな」という印象だった。
ただこの時は挨拶したくらいで、お互い特に強い印象に残ることも無かった。
俺はその後、しばらく嫁の街とは違う街で活動していて、
1年近く嫁のことは全く記憶に残っていなかった。
848: 838 2015/10/13(火) 21:03:09.67 .net
ここから嫁視点。
初めての出会いから1ヶ月後くらいの頃、嫁の住む町で、
「ボランティア活動への従事に至った経緯を紹介する」
というような内容のイベントが開かれて、嫁も出席した。
俺は少し離れた場所で活動していたので、このイベントには参加していないのだが、
そこで、なんと俺のことが紹介されたらしい。
実は、俺のボランティア活動への参加経緯は少しドラマチックというか、
少し普通とは違う経緯だったので、面白おかしく紹介されたらしい。
嫁はこれを見て、「こんな人がいるんだ!」と俺のことを強く意識したそうな。
嫁友を通じて俺が今どこにいて、どんなことをしているか調べたりしていてるうちに、
これ好きなんじゃね?と思い始め、恋に恋する乙女状態になっていった(嫁友談)
以降、俺がたまに1泊とかで嫁の街に戻って活動する際には、
嫁は嫁友からの情報でいち早く俺が来ることを知り、遠くから見ていたらしい。
俺この時点で全く気付かず。
初めての出会いから1年近く経ち、改めて嫁のいる街を拠点に活動することになった。
そこで嫁に再開した。
すると「俺さんですよね!イベントで紹介VTR見ました!すごいですね!」とグイグイくる。
単純に尊敬されているのかな、と鈍さを発揮して恋心には気付かず華麗にスルー。
この頃、嫁は片思いの会を友達と結成して慰めあっていたそうだw
なんだか嫁の話ばかりではあるが、こんな話がある。
ある日嫁は、駅のホームで「俺がいるかもしれない」という直感を信じて
いつもと反対側の電車に反射的に飛び乗ったらしい。
そんなに都合よく会えるはずがないと思いつつも電車を降りると、
なんと同僚と歩いている俺を発見。嫁が運命を確信した瞬間である。
その後3ヶ月くらい嫁と毎週顔を合わせて話をするようになった。
大学も忙しいのに、活動を精一杯頑張っている嫁を見て、
自然と俺も惹かれていった。
お互い音楽が好きだったので、活動の一環で、
嫁作詞、俺作曲で曲を作って歌ったりもした。
ところが、少し経った頃に俺は体調を崩し、地元に帰ることになった。
嫁は心底心配したらしく、手紙とともに見送りに来てくれた。
手紙には詩が添えられていて、読んでいるうちに嫁の想いに抱かれている気がして、
俺はなんだか胸の中が暖かくなった。弱っているせいか飛行機の中で泣いてしまったのは内緒w
帰宅後しばらくして、無事であることを伝えるために嫁に電話した。
嫁は安堵して、しばらく世間話をした後、嫁から切り出された。
嫁「俺さんの話を聞いた時から好きでした。遠距離になるけど、付き合ってくれませんか」
俺「俺も嫁のこと、そっちにいた頃から好きだったよ。よろしくお願いします」
こんな感じだった。3時間くらい電話で話して、
翌日からは毎日Skypeで一晩中ビデオ通話をした。
それから3か月に一回くらいお互いが交互に飛行機でやってきて、
3日くらいデートをして帰るを繰り返した。
当時はLCCが無くて飛行機代が高くて、JALを2か月前に予約で取ってやっと片道1万とかだった。
お互いまだ学生だったから、チケットの予約タイミング的にも予算的にもこれが限度だった。
最初のデートをよく覚えてる。最初は嫁が俺の地元に来た。
空港からの電車の中で、隣同士に座って嫁の手を握った。
すると、急に静かになる嫁。気づくいたら嫁の手が小刻みに震えてる。
あれ?と思って横を見たら、うつむいてるの。耳を真っ赤にしてw
顔色は長い髪で見えなかったんだけど、たぶん顔も真っ赤。
嫁はかなり色白だから、赤くなると本当に真っ赤になる。
蒸気出るんじゃないかってくらい。
向かいに座ってるおじさんニヤニヤしてるし。見るなジジイ。
どのくらい顔が真っ赤だったかはこの後行った公園で知ることになる。
さすがに慣れたのか公園を歩いている最中手を握っていても、
嫁は固まることはなかったが、俺はどうしても照れてる嫁が見たくて、
雰囲気のいい場所でキスをした。案の定真っ赤っかだよw
ウルウルした目で顔を赤らめて「えへへっ」って笑ってた。
こんな純情な娘は他にいないと思って、
その時俺はこの娘と結婚すると決意した。
やっぱり遠距離は辛くて、3回目のデートで早々に俺がプロポーズして、
俺の大学卒業とともに、嫁の地元に移り住むことにした。
結局付き合って1年ちょっとで結婚した。
結婚当初は稼げなくて大変だったけど、
今では二人の子供を授かって幸せに過ごしている。
俺も嫁も昔から子供好きなので、親バカぶりを発揮して楽しくやってます。
読んでくれてありがとう。質問あれば答える。
でははじめてはいつだったのかをkwsk
実は初めては結婚初夜だ。
というのも、お互いが実家済みでお互い母親が専業主婦で家では出来なかった。
遠距離で結婚を早くに決めてしまったのもある。
式場や式のプランの準備を詰めるのはお互いが会える時しかない。
普通のデートしながらそれをやると本当に忙しくて時間が取れなかった。
すまん。ここはぼかすしかない。
が、普通は紹介で従事するものなんだ。
それを、俺は強い意志で自分から志願したということ。
ボランティアの内容とかは団体に迷惑かけるといけないので内緒で。
いやいや、ボランティアの団体とか個人を特定するような事を聴きたかった訳じゃ無いのよ
そうじゃ無くて奥様が痛く感銘を受けたあなたがボランティアに参加するキキッカケ
って言うこの話の中でも重要な部分をスルーされたら流石に気になるでしょう
ごめんね。妻が感銘を受けたのは >>855です。
妻は親がやってたから自然と参加するようになっただけだったので、
誰ん紹介でもなく、自分から十時志願した俺に感動したのだとか。
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