1. 嫁『間男が数百万やるって言うから離婚して。ちなみに娘は托卵だよ』夫「了解」間男(意外とあっさりだな・・)離婚後、近所「け、警察ー!!」元嫁の所に警察が → なんと・・・
  2. 数年前に購入した土地に家を建てようとしたら、建築会社「あなたの言ってる土地がないけど?」自分「え?」 → 市役所「あぁ・・あれはね・・」自分「!?」 → トンデモナイ事に
  3. 結婚式中、酔った間男が来て嫁に告白。嫁は頷いて二人で去っていった…。嫁親族は土下座で謝罪しまくり、俺親族は怒りの頂点に。俺は現実受け止められなくて放心状態。
  4. 彼女が結婚の挨拶しに来たら、父さん泣いてやんのw式と入籍は一年後!楽しみでしょうがないぜ!!…だが1週間後→彼女「他に好きな人が出来た、別れて」俺「…え」
  5. 「1日10食限定!」と書いてある料理がいつ行っても「本日の分は完売しました」と言われるので、店に一番乗りで限定メニューを注文すると...。
  6. 嫁が課長とフリン三昧。嫁母「捨て子の子供」→俺『叩き潰して下さい。容赦しない』弁護士「おk」後日、課長の実家が売却に出てて・・ → 警察「迎えに来た」嫁父「!?」ザマァ
  7. 義姉「托卵されてるよ。DNA鑑定したらハッキリしちゃうね、怖いでしょ??ん?んん〜??」夫「馬鹿じゃねーの」私『せっかくだし、やってみるか』 → トンデモナイ事になった
  8. 私と娘の所にバイクが突っ込んできて下敷きに。医者「3針縫う大怪我」加害者親『娘は心療内科に通う。慰謝料はナシで』 → 私「よろ」弁護士「おk」 → 加『!?』1年後・・・
  1. 俺「愛しているよ」嫁「私も愛している」 その晩の嫁のスマホには間男に向けて「旦那が愛してるとか言ってきてキモい」  → あーあ、嫁は最後のチャンスを自ら不意にしてしまいました
  2. 両親が急逝。進学を諦めて就職し、なんとか弟2人を大学に入れた。しかし結婚を控えた上の弟が「高卒の兄がいるのは恥ずかしいので秘密にしたい」 → この事が相手の両親にバレた結果…
  3. 事故の影響で夫の顔がメチャクチャ醜くなった!夫「君はまだ若いから別れよう」私「絶対に別れない!」夫「え!?」 → その理由は墓場まで持っていきます
  4. 娘「友達のお父さんのクルーザーに乗せて貰えることになった!一応この念書にサインしてだって」私「念書?…事故の責任は取らない!?」娘「うん」私「船長の命令には絶対に従うこと!?」娘「うん」私「却下!!」娘「!?」 → 教育方針として間違っていないと思うんだけれど、なんかモヤモヤしている
  5. A『イケメンで高学歴で金持ちでモテモテ』B『地味顔で真面目で心優しい』 この2人の幼馴染から言い寄られて、結婚相手に選んだのは…
  1. A子は学校一の美人、B男は医者のイケメン息子。対して私のあだ名は『ブタ子』。中学時代はやつらによくいじめられた→現在、因果は巡る。
  2. 元嫁と別れる間際に「家族養う気力も無いのに結婚とか結局それに伴う器が無かったんだよw」 と笑いながら罵られた → しかし俺が再婚後、蓄えがあると聞きつけた元嫁は…
  3. 結婚式のお色直しで控え室に下がったきり新婦が姿を消した。スタッフ「ザワザワ」救急車「ピーポーピーポー」新婦は変わり果てた姿で・・ → 遺言書『』なんと・・・
  1. 嫁の托卵に気付いた義弟は、絶好のタイミングで嫁と娘に復讐を開始した。こんな復讐の仕方もあるのかとゾッとした
  1. 大学時代から5年つきあった婚約者に式直前で浮気された。相手は後輩。学生時代から隠れて婚約者にアプローチをし続けていたらしい。 → そして10年後の現在は…
  1. 【復讐】彼女が男の家に泊まった事を知り、問い詰めたら号泣して逃げ切ろうとした挙げ句「キッパリ断る?そんなの社会じゃ通用しない」と開き直った。こいつどうしてくれようか…
   

妻はバリバリ仕事をこなすキャリア組で一目置かれる人だった。結婚してない理由は仕事だけでなく…

293: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:37:57.05 .net
ちょっと長くなるが、妻が『婿をとらなきゃいけない』責任で婚期を逃していた話をしても
いいだろうか。




 

294: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:43:54.23 .net

妻との出会いは職場だった。

俺の職は数年に1度ぐらい転勤があって、全然違う場所に行くことも多い。
俺がその職場に赴任して2年目の春、妻が転勤してきた。
当時、俺は勤務6年目。仕事にも慣れ、少しずつ責任のある仕事も任されてきた頃。
妻は勤務12年目。バリバリ仕事をこなすキャリア組。
直属の上司ではないが、一目置かれる人だった。

妻と初めて話したのは転勤した初日にあった歓迎会の時だった。
私の上司と妻は高校が一緒で同級生(卒業アルバムにも一緒に写っていた)。
「お~久しぶり~」のノリで話していた。
その場に俺も呼ばれ、同級生だったことやその当時から頭が良かったことなどを
教えてもらった(頭が良いところは本人が否定していたが)。

妻からは上司が高校時代不良で、リーゼント・短ラン・ボンタンで通学していたことなども
暴露され、上司は赤面していた。今ではいいパパですが。
俺から見れば5つ年上で上司と同級生ということで、恋愛感情というより仕事で
迷惑をかけられないことや、頼りになる姉御といった感じだった。
実際に仕事では何度かお世話になった。

 

295: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:45:20.53 .net

当時の俺の職場は男女比こそ半々だったが、ほとんどが既婚者だった。
新人が入ってくることはほとんどなく、中堅~ベテランがそろった職場といえる。

その中で俺は当然一番年下で、お茶くみやらコ-ヒーのセットやら…の雑用は当たり前のように
やっていた。
自分の中ではそれが当たり前で強要されてやっていたわけではないが、妻は俺一人で
やっているのがなんとなく気に入らなかったらしい。
早速次の日から手伝ってくれるようになった。40人以上いたので大変ありがたかった。

それから夏までは、特に何事もなく進んでいった。とくに二人で飲みに行く…なんて機会も
全く訪れなかった。
上司を含めた若手集団で飲みに行くことはあったが、世間話や上司の昔話で盛り上がった
くらいで、プライベートなことなどは特に話さなかった。

ひとつわかっていたことは、妻が独身であることのみ。
ちなみに上司は既婚者だった。

 

296: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:46:30.93 .net

転機が訪れたのは、夏休み休暇の申請時だった
(俺の職場では夏に5日間の休暇がもらえます)。
昼食休憩時間に、デスクわきの憩いゾーンで若手職員で昼食をとっていたところ、
妻が休暇の申請書を書いていた。
ふと見てみると、土日からお盆期間に連続9日で休みを取るのではなく、
8月頭に1日だけ休暇が入っているのを見つけた。

俺「珍しいですね、そこに1日だけ休暇なんて。あ、もしかして彼氏とデートですか?」
妻「そこはちょっとお休みをもらうの。ふふふ。」
俺「すいません、余計なこと言いましたね。」
妻「俺君こそ、お盆前はデートなんでしょ?9連休とってるし。」
俺「いやいや、大学時代の友達と遊ぶんですよ。ここからだと400㎞ぐらいあるから
なかなか行けませんしね。」

 

297: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:48:03.51 .net

実はそのころ、俺は大学時代から付き合っている彼女がおり、会いに行くのだが、
職場では内緒にしていた。
付き合って8年目、そろそろ迎えに行かなければ…と思うのだが、
なかなか踏ん切りがつかなかった。
彼女をこっちに呼ぶとなると、彼女は務めた仕事を辞めなければならない。
俺一人の稼ぎで暮らしていけるか…それが悩みの種だった。

妻「そうそう俺君、ちょっと聞いてもいい?俺君が友達と遊ぶ時ってどんなところに行くの?」
私「え?遊ぶ時ですか?うーん、最近はあんまり遊びに行ってないですけど、
カラオケとかゲーセンとか…ちょっと遠いですけど○○(隣県の県庁所在地)とかですかね。」
妻「そっかぁ。俺君も同じようなことしてるんだねぇ。」
私「この辺娯楽ないですからね。やることは同じだと思いますよwってやっぱりデートですか!
いいですね~。こんな美人とデートなんて彼氏さん羨ましいww」

俺の軽口にいつもは「も~」と怒ったふりをしてくれるのだが、この時は苦笑していた。
後になってわかったことだが、その日はお見合いの日だったらしい。
相手は俺より若干年上ということで、妻からしたら年下の男。

 

298: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:50:21.38 .net

そうこうしているうちに秋になり、冬が近づいてきた11月。
妻の様子がおかしいことに気が付いた。
こんなことを言ってはいけないのだが、出会ったときはちょっとふくよかな人だったのが、
最近はがりがりに痩せ、頬もこけているように見えた。
あれだけバリバリ働いている人がミスを連発、俺もヘルプで何度か入ったこともあった。
周りの同僚も何かあったことは薄々気づいていたが、なかなか聞くことができない。
俺もそうだった。
妻はプライベートなことはあまり話したがらない。
無理に聞くとさらに症状が悪化するのではないかとビクビクしていた。

そんな時、事務のおばちゃんから呼び出された。
この事務のおばちゃん、実は俺の同級生のお母さんでもうすぐ退職。
妻とはお茶のみ仲間だったのだが、「最近あまりにも元気がないので心配している。
俺君だったら相談に乗ってあげられるのではないか。
うちの娘も俺君なら大丈夫なんじゃない?といっている。君は確か彼女がいたよね?
だからある意味心配はないと思っているし…頼んだよ。」

なぜか私に彼女がいることを知っているし、「ある意味」ってなんだよ!と
突っ込みを入れたかったがそうもできず、しぶしぶ了承することに。
中学校の時、その娘さんと付き合っていたこともあったし断れない。
でもなんて切り出そうか…。

 

299: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:51:06.28 .net

なんて迷いつつ、妻の所に行きいつもの軽口で

私「妻さん、元気ないですね。何かありましたか?」

と聞いてみた。周りが一瞬「ぉぃぉぃ」という雰囲気になったが無視。
妻「んー?なんにもないよ。元気元気。」
私「そうですか?なんか最近元気がないなーって思ったもんで。
もしよかったら映画でも観に行きません?」
妻「映画?最近何あったっけ?あ、そういえば京極夏彦の小説が映画になるんだよね。」
私「え?そうなんですか?(京極夏彦って誰?)」
妻「あの人の小説好きなんだ。その映画だったら観たいな。」
私「わかりました。じゃあその映画の公開日に行っちゃいましょう。」
妻「わかったよー。というか、今週の金曜日なんだけど。」
私「マジですかwwじゃあ週末行きましょうww」

この映画こそ、私と妻の仲を取り持つ映画になった『魍魎の箱(漢字でません)』
これがあったから関係が続いていくのです。

 

300: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:53:37.59 .net

その日、仕事を終えて憩いゾーンにいるといろんな人に声をかけられる。
同僚、上司、支社長…なぜか支社長から1万円を握られたのは内緒。
みんな口々に「頼むぞ」といってくる。

ある意味プレッシャーだが、私の目的は妻と付き合うことではなく相談に乗ること。
聞き役に徹するのみ!と気合を入れながら待った。
10分ほどして妻が来て、妻の家に車を置き、私の車で出発することになった。

映画は20:00くらいからだったので、とりあえず夕食に行く。
平日とはいえ知り合いに会ったらまずいと思ったので、ちょっと早めに居酒屋に入り
個室をとることにした。
どんな料理が好きですか?なんて聞いていると、最近食欲がなくて食べると吐いてしまう。
だから気にせず俺君は食べて、とのこと。
サラダなら食べられるとのことなのでサラダうどんを注文した。
結局半分も食べられなかったが、食べないよりはいいだろうということでよしとした。
俺はがっつり食べましたけどね!

映画館に入りチケットとドリンクを買い、あらかじめ予約していた席に。
20:00という時間もあり、人はまばら。
私たちの他に10人もいなかったと思う。
上映開始。

 

301: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:54:32.71 .net

上映終了。
ん?これ何?出てる俳優さんは豪華なのだがいまいち内容がわからず終了。

私「なんかすごくホラーチックな映画でしたね^^;」
妻「ごめんなさい。とんでもない映画に誘っちゃったみたいで…
内容わからなかったでしょ?ははは…」
私「ごめんなさい、実はよくわかりませんでした…」
妻「ホントごめんなさい。この埋め合わせは必ずするから。また映画いきましょう。」

というわけで、映画の予定が入る。
携帯で予約を入れたので、次の週の土曜日にまた映画に行くことになった。

 

302: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:56:08.70 .net

その帰り道、駐車場に向かう途中で公園があったのでちょっと寄っていくことに。
そこで歩きながらポツポツと元気のない理由を話し始めた。

・自分は長女なので、結婚相手は婿に来られる人じゃないとダメなこと。
・年下と付き合ったことはないのでどうしたらいいのかわからないこと。
・妹がいるのだが、昨年結婚して家を出てしまったこと。
・8月、俺君に指摘された日はお見合いだったこと。相手は年下だったこと。
・3回ほど会ったが、先月お断りの電話があったこと。
・結婚できるラストチャンスだと思って、もう婿でなくてもいいから、
年下でもいいからと家族会議が開かれたのに、ということ。

妻「どうしても成功させたかったのに…もう結婚はあきらめないといけないねぇ」
俺「…」

このとき、気休めでも何か言ってあげられたらよかったのに、俺は何も言えなかった。
ただ、そうやって泣く妻を見ているしかなかった。
その帰り、妻の家まで送り、帰宅。すると妻からメールが届く。

俺君、今日はありがとう。こんなおばさんの愚痴きいてくれて嬉しかった。
今日の映画はほんとにごめんね。来週のはきっと大丈夫だから!
少し元気出ました。がんばらなきゃね!それではおやすみなさい。

返信
今日はありがとうございました。妻さんのプライベートなこと、俺が聞いてよかったのかな、
なんて思いますが安心してください。
口は固いですから!それから、妻さんはおばさんじゃないですよ。「おねえさま」ですから。
来週楽しみにしてます。おやすみなさい~。

 

303: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 00:59:49.82 .net

翌週、職場では特に何事もなかったように業務が始まる。
ひっそりと支社長に呼ばれて金曜のことは話した。男女関係のはなしですよ、と誤魔化したが。
事務のおばちゃんはだいたい知っているようで、ありがとうとチョコレートをくれた。
実は今週末も映画に行くんですよーと話したら、彼女さんに悪いわね~なんて返ってきて…
気づいてしまった。

これ、浮気になるのかなぁ…って。

俺、ホント馬鹿で、そのことを彼女に話して謝った。そういう理由なら…と彼女も電話では
納得してくれたが、実はこれが後でとんでもないことになる。

土曜日、用事を済ませ、妻さんにメールし、約束の場所へ行く。
そのまま映画館に直行し、映画を観る(何を見たのか覚えていない…)。
帰りに食事でもと思ったが、妻の体調を考えると難しい。さてどうしたものかと考えていると、
焼き鳥が食べたいとリクエストが来た。ちょっとだけでも食べられるし、とのこと。
妙に納得して焼き鳥屋に入る。
俺は運転があるので酒はパスしたが、妻はビールを注文。
焼き鳥盛り合わせも頼んで飲み始めた。
ペースがすさまじく早い。30分で中ジョッキ4杯は飲んだ。
すげーな、と思いつつ離席し、またもや公園を歩くことにした。

妻「俺君、今日もありがとね。でもごめんね、相手がこんなおばちゃんで。」
俺「なーにいってるんですか。こんな美人と映画なんて滅多にないですよ。
こちらこそありがとうございます。
っていうか、おばちゃんってのやめません?おねえさまですよ。」
妻「うん…」

そしてまた泣き始める妻。いったい何があったんだ?と思っていると

妻「私さ、振られるときにね、『年上だとおばちゃんっぽくてダメなんです。ごめんなさい。』って
言われちゃって。
どうしてもそれが頭から離れなくてさ。そりゃ29からみたら私なんて5つも上だしさ。
おばちゃんって…」
俺「だーかーら。忘れましょ、そんな奴。こんな綺麗な人におばちゃんなんて言うやつ
最低ですよ。
そんな底辺野郎のことなんて忘れて、新しい恋しましょうや。」
妻「でもさ…」
俺「こういうときは運動して気晴らしするといいんですよ!」

 

304: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:01:50.23 .net

と、妻の手を取り公園を走り出す。周りから見たらバカ丸出しだが、
それしか思い浮かばなかった。
数百m走ったところで

妻「俺君、もう、無理、吐く…」

そういえば妻がビール飲んでたのをすっかり忘れていた。自分が飲まないとダメだね。
公園のベンチに妻を座らせ、俺は自販機から水を買い渡した。

妻「やっぱり、ハァハァ、若いね」
俺「そうですか?日頃の運動ですよ!」

といいつつ、実はすごく息切れてた。でも無理やり誤魔化した。

妻「俺君は優しいね。」
俺「いやいや、妻さんだからですよ。他の人には冷たいですよー。」
妻「そういうこと言うと誤解するよ。」
俺「はっはっは。だって上司さんの友達ですもん。それに自分より仕事ができる人は
尊敬しますし、ね。仕事ができない奴にはすっごく冷たいですから、俺。」
妻「最近は手伝ってもらってばっかりだから、私も駄目だよ。」
俺「そんなことないですよ。春頃はいっぱい手伝ってもらいましたし、お返しですw」
妻「ありがと…」

再び泣き始める妻。

妻「でも、こうやって遊ぶのは最後だね。俺君の彼女にも悪いし。」
俺「ははは。大丈夫です、わかってくれてますから。」
妻「うん…」

この日も妻を送り、帰宅。

それから12月に入るが仕事が忙しくなり、お互い仕事以外のことも話すことなく
年末を迎えることになる。
そして俺にとって修羅場がくる。

 

305: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:04:04.28 .net

年末はスキーを兼ねて、彼女の家に行くのが毎年の恒例になっていた。
大学時代の友人とみんなでスキーを楽しみ、彼女の家で飲み、寝るというそれだけだったが、
その年はちょっと違っていた。
彼女がひとりで実家に来てほしい。そしてお母さんと会ってほしいと打ち明けられた。
彼女のお母さんとは何度か面識はあるものの、きちんと挨拶していなかったな、と思い、
OKを出す。これがまずかった。

彼女のお父さんは彼女が幼い時に他界している。そして彼女は一人っ子。俺も一人っ子。
妻の『婿』騒動は自分にも降りかかってくるのだった。
そんなこととはつゆ知らず、いつも通りに車にスキーを積み、数日分の着替えをもって俺は
家を出た。
彼女の実家に着き、挨拶をすると祖父とお母さんが真剣な目でこちらを見ている。

・娘と長いこと付き合っているのは知っている。
・そろそろ適齢期でもあるので結婚を考えてほしい。
・祖父が病を抱えていることもあって、ここから動くことができない。
・俺君がこっちに転勤してくれるのなら嫁に出してもいいが、転勤できないのならば
こちらで転職し、婿に来てほしい。

要約するとこんな感じ。俺の会社は全国展開をしていない。あくまで自分の地域のみ。
だから、彼女と結婚するなら婿に来るしかない。
しかし自分も長男。家を捨てることはできない。葛藤した。彼女も心配そうに見ている。
そしてとどめが来た。

・もしどれも選べないなら、娘はやれない。娘に見合いの話がきているので見合いをさせる。
君がこちらにいる間に結論を出してほしい。

こちらにいる間…すなわちあと4日。4日以内に結論を出して報告しなければならない。
すごく迷った。彼女とも話し合った。

そして正月、1月1日に彼女と別れた。

自暴自棄になった。もうその場にもいたくなくて、夜中2時に参拝客にまぎれながら家に帰る。
おめでたい日に何やってんだろう、8年も何してたんだろう、と。

 

306: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:06:26.05 .net

元旦ということもあり高速がすいていたのはよかった。
そして家に着くと酒を浴びるように飲み、寝た。
両親は何があったかは聞かなかったが、理解していたようだ。起きると、メールが届いていた。
あけおメールか?ちっともめでたくないわ!と思いつつ携帯を見ると、妻からだった。
なんと返したか覚えていないのだが、3日になって電話がかかってくる。

妻「ちょっと何やってんの?大丈夫?生きてる?」
俺「??生きてますよ。どうしたんですか?」
妻「メールの文があまりにもアレだったから。何かあったの?」
俺「…」

4日に初詣に行こう、と誘われ、流されるように初詣に行く。
遅めの初詣だったこともあり、近所の神社では参拝客もまばらだった。
あまり人に会いたくない心情だったのでかえってよかったのもある。
妻とお参りをし、お守りやおみくじを引いて楽しもうとは思ったが楽しめなかった。
自分自身もあまり覚えていない。妻に心配されつつ喫茶店についた俺たちは、
近況報告をしながらコーヒーを飲んだ。
年末にあったことをかいつまんで話すと、

妻「俺君の気持ちもわかるし、彼女さんの家のこともわかる。自分自身がそうだったしね。
私がどうこう言えたことじゃないけれど、辛い気持ちはわかるつもり。うん、うん…」

と、泣き出してしまった。

妻「私が泣いてもしょうがないよね。俺君、これから時間ある?飲みに行かない?」

次の日から出勤だったが、気持ちもモヤモヤしているし、このままでは新年から
大きなミスをしてしまいそうだった。
忘れたかったということもあってOKした。

こういう雰囲気だと、俺が慰められて妻とホテルで…という流れになりそうなのだが、
そんなうまく事が進むわけもない。
ただ普通に飲んで、話して、明日から頑張ろう、で解散した。
悲しいかな、本当に何もなかったんだ。

 

307: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:11:24.92 .net

仕事が始まると、年始ということもあって多忙を極めた。
妻ともなかなか話す機会も時間もなかった。
週末は昼まで寝て、午後から活動開始。
スキーにでも行こうかなと思うけれど昼から出発ではほとんど乗れずに終わるので却下。
妻にメールしてまた飲みに行こうかなと思うけれど、二週連続で飲むのもどうかな…
などと考えていると、妻の方からメールが来る。内容は、『ちゃんと休んでますか?』のような
感じだった。
それから2時間ぐらいメールでやり取りをしていたが、何かと不便だったのでSKYPEに
誘うことにした。
妻の方も、妹とSKYPEでやり取りをしていたということもあり、すんなりOKしてくれた。

さらに2時間ぐらいSKYPEでチャットしていると(自分の所にボイスチャットできる機材が
なかった)
電話がかかってきて、ボイスチャットできるようにマイク付きヘッドホンを買いに行かないか
という提案だった。
夕食の時間がもうすぐということもあり、買うついでに食事も誘った。

無事にお揃いのヘッドホンと夕食を済ませ待ち合わせた場所に行き、
車の中で話に花を咲かせていると、お互いの過去の恋愛話になった。
俺は自慢できるような恋愛経験はあまりないのだが、学生時代の
恥ずかしいエピソードなどを話した。
妻の方も学生時代の片思いの話をしてくれた。

その頃から『恋愛=結婚』を考えていて、恋愛するなら長男以外、
婿に来られる人限定でないとダメ、というものだったからうまくいかなかったらしい。
就職してからも両想いになった人がいて告白されたが、相手が長男だったから
断ってしまった。
今でも年賀状のやり取りをしているけれど、相手は結婚して子供もいる。

そんな話を語ってくれた。俺は長男で一人っ子、今までは『恋愛=結婚するための
経験値稼ぎ』と思っていたので、今回の件で思い知った。

「好きだった人が幸せになってくれるのは良いことだよ。」と悲しげに言う妻を見ていて、
思わずきゅんとなってしまった。
たぶんその時に惹かれてしまったのだろう。
「それはそうだけど、あなたも幸せになっていいはずですよ。」といいながら、
手を握ってしまった。
車の中はステレオが流れるだけで薄暗かったが、妻の頬が赤くなって伏し目がちになった。
またきゅんとしてしまった俺は、黙ってキスをした。

 

308: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:16:01.85 .net

次の瞬間、「ダメ…」といいながら、妻は車を降り、自分の車へと戻っていく。
「やっちまった!」と自分も車を降りたところで妻の車は発進していった。

軽い男性恐怖症&対人恐怖症にかかり、ストレスで激ヤセした人が、
好きでもない男からキスされたらそりゃ逃げるよな…
と後悔したのだが、少しでも妻の不安を取り除こうと思い、すぐ携帯でメールした。
内容は覚えていないが、『雰囲気に流されてしてしまった』ことや
『あなたの泣き顔にきゅんとしたこと』、そして本気で『ごめんなさい』と謝った。
もちろん返事はなかった。

月曜に出勤した時は緊張したが、妻はこそっと俺のところにやってきて、
「この前のは犬にかまれたと思うことにするから、俺君も普段通りにして。」といってきた。
無視されるかと思ってヒヤヒヤしていた俺は、正直嬉しかった。
キスぐらいで…とも思ったのは内緒。

週末、今度は俺の方から誘ってみた。
でも、心持ちは今までと少し違っていて、妻のことをもっと知りたいと思うようになった。
妻は「この前のようなことは付き合っている人がするものだから!わかっているよね?」と
いいつつ、誘いに乗ってくれた。
このときは本当に話したと思う。午前中から夕方までずっと話し続けた。

夕方になって、今日は家族で夕食を食べるから解散しようね、と言われたとき、告白した。
「俺は長男で、一人っ子で、年下で…あなたの望んだ結婚像とはかけ離れている。
でも、あなた自身を幸せにしたい。好きです。結婚を前提に付き合ってください。」

妻は「嬉しいけれど、すぐ結論は出せない。少し待ってもらえる?」といいながら解散した。
その日、家族での食事の際に告白されたことを相談し、家族会議が行われたそうだ。
妻の家族は

・前回の時に『婿』であることは諦めた。お前に子どもができればうちの遺伝子は
引き継がれる。(母)
・相手の男は誰だ?なに?○○さんとこの息子か!そりゃいいじゃないかw(父)
・わしは認めない。その男を連れてこい。この目でみてやる(祖母)

ということがあったそうだ。
妻は祖母の意見が気になったようだが、付き合ってもいない男を家に呼ぶわけには
いかないと、俺には黙っていた。
そして1週間後に「ぜひお願いします」と返事をしてきた。

 

309: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:19:12.40 .net

そこからはスピーディーに物事が進んでいった。
春に俺が転勤することになってしまったが、新しい職場は隣の市だったので問題なし。
毎週のようにデートを重ね、夏にプロポーズ(付き合って半年くらい?)
8月にお互いの両親に会った。

妻の祖母は最後まで難色を示していたが、俺の曾祖母が妻の祖母の小学校時代の恩師で、
俺の家にも遊びに行ったことがある事実が判明。
即結婚しろ!と手のひらを返したw
あの人の子孫と親戚になれるなんて、夢のようだ。
冥土の土産になった…と(このとき妻の祖母は90歳オーバー)。

次の年の1月に入籍し、賃貸マンションを借り、3月に結婚式を挙げた。

今さらながら、妻とゆっくり話す時間ができたので、その時の心情などを語り合った。
キスされたときにはびっくりした。
私の恋愛対象からは外れていたし、6つも上だからあなたの恋愛対象からも外れていると
思っていた。
急にされたのでびっくりしたし、怒ったけれど、あの後すぐにメールが来て、
本気で謝罪してきたのを見て感心した。
許そうと思った。
そしたら、なにか心が揺れるものがあった。
で、次の週に告白されてさらに揺れた。
付き合いたいと思ったが、家族に相談しなきゃいけないと思って
(この辺がまだ縛られていたと思う)すぐした。
祖母は仕方ないとして、両親が勧めてくれるのが嬉しかった。決心がついた。
ということらしい。

田舎だからかもしれないが、家に縛られ続けた妻はかわいそうに思う。
だが、それがなければ今のこの生活はないのだと思うと、妻の家に感謝しなければならない。

ちなみに妻はキス以外は俺が初めてだった。
結婚するまで!!!というのではなく、付き合った人がいないのだから…

今では2人の子どもに恵まれ、幸せに暮らしている。おはようとお休みのキスも欠かさない。
2人目が生まれた時に俺実家をリフォームして2世帯住宅にし、
いつかは妻実家の義両親も一緒に住めるよう準備しているところだ。

実は今日でプロポーズして10年なんだ。
記念にかかせてもらった。スレ汚しスマン。

 

310: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 01:29:44.40 .net
いい話だった。書いてくれてありがとう。
これからもお幸せにな

 

311: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 02:51:38.77 .net
長文乙!
みんなそれぞれ、物語があるんだなぁ。
これからも嫁さんを大事にしてな!

 

313: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 12:54:11.83 .net
ささっと気持ちよく読ませてもらったよ 幸せにな

 

314: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 15:56:56.64 .net
ちょっとどころかだいぶ長い
まったく
もげろ

 

317: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/07/12(火) 22:36:42.92 .net

みなさんありがとうございます

wordでまとめていたら9000字にもなっちゃって…長すぎですよね

これからも仲良く頑張ります!

 

引用元:http://2ch.sc/



  1. 興信所「嫁さんクロですね」俺『双方に慰謝料150万ずつ請求する。良心的だろ』しかし後日、元嫁からの振込が滞ったので2人の愛の巣を訪ねてみると・・→俺『え?』結果・・・
  2. 両親の氏亡保険の受取人が妹になってた。妹「1500万ラッキー!www」私(ばーか。あースッキリしたwww)→私『あんたに宣言するね』妹「??」→結果
  3. 嫁が男に襲われて関係を持ち続けていた。俺「なんで言わなかった!」嫁『写真を撮られて脅されている(泣』→間男「写真を消して欲しい?なら条件がある。それは・・」俺「え」→
  4. 嫁『私は病気で子どもが作れない』俺「それでもいい」→後日、家に嫁の戸籍謄本が置かれていて・・・俺「ん?」謄本にはない戸籍法20条の記載が→驚愕の真相が明らかに・・・
  5. 嫁が感染病を患った。俺「一体誰からだよ」嫁『空気感染』嫁の携帯を確認すると、間男とのメールや画像が出てきて・・→間男「俺は末期だ」嫁『!?』→保険屋「」俺「えっ」
  6. 妹が婚約者を連れて結婚の挨拶に来た。父「あいつは怖い。なんか変な感じがする」私たち「本当に良い人だと思うけど」→父と叔父が探偵力を発揮、半月後に衝撃的な事実が発覚!
  7. 単身赴任先からの帰宅途中、スタバに寄ったら嫁が嫁友といるのを見つけた。驚かせようと思い、バレないように後ろの席に座ると、2人がとんでもない会話を始めて…
  8. 仕事中、家のベランダを見ると俺の知らない派手な肌着が→後日、間男の車を・・俺(ノック)間男「俺と彼女は3年付き合ってる」嫁(真っ青)→間男「え」嫁の顔は変形し・・→結果
  9. 弟『料理できたよー!』テーブルの上にはおいしそうな料理達。私「これほとんどが弟が作ったんだよ」→弟の料理が原因で母失神。家族全員で病院に行くと・・・→なんと・・・
  10. 受験に失敗した。すると、学年主任『おかしいと思って、高校に問い合わせてみたんだ』私「え?」主任『試験の成績では、合格ラインをかなり超えていた。けれど・・・』→愕然・・・
  1. 医者「早く手術しないと、娘さんは大変な事になる!」親「手術はしません!このまま生きていけばいい!」私「…」→ それから、5年後・・・
  2. 担任が転校生を机の下に隠して、「じっとしていなさい!」→ 担任「みなさん、静かに!何があってもクチを開けてはいけません!」→ すると次の瞬間、驚きの出来事が・・・
  3. 友「あんたの彼氏結婚するの?」私「え!?誰と??」→3年間2股進行で捨てられた私→怒った地元の友人たちは結婚式をボイコット→その結果wwwwwww
  1. 嫁「もう離婚しましょう」俺「…わかった」嫁「念のため調停調書を作りたいから調停離婚ね」俺「…わかった」嫁「養育費は2-4万かな」俺「…わかった」 → いざ申立書が来たら『養育費22万』!嫁に入れ知恵したのは誰だ!
  2. 美人嫁「悩んだのですが、離婚してください」 俺「理由は?」 嫁「ただあなたに対する愛情が無くなってきました」 俺「じゃあぐに出て行って」 嫁...
  3. タヒんだ弟の嫁と結婚した結果は…
  1. 嫁の事故が原因でオレは腕を失くした。嫁『腕ないとかムリ離婚!』嫁親「じゃあお前勘当だ!」嫁『(仕方ない…)』 → 数年後、嫁『カレーできたよ』オレ「えっ」 → なんと…
  2. 俺「俺もお前もA型なのに、何で子供がB型なんだ!」嫁「私を信じて!」俺「信じられるか!」→ これには驚愕の事実が・・・
  3. 妻の友人が、妻に俺が不倫してると真っ赤な嘘を吹き込み、信じた妻は仕返しで浮気して妊娠し発覚。俺と妻で妻友を問い詰め嘘が露呈。しかし妻の浮気と妊娠は事実なので離婚。
  4. 同僚が行方不明になって、1年経っても見つからず、会社は依願退職とういう形に... → 10数年後、なんとその同僚を出張先の大阪で見かけた → 声をかけると・・・
  5. 【復讐】学年主任に母子家庭だとバカにされ続けた。私「一生に一度の中学の卒業式で、こんな目に合わされたの一生忘れません」数年後・・・
  6. 自宅に入り一番奥のリビングへいくとそこには駐車場チェーンで縛られ、さるぐつわを噛まされ、なぜか丸刈りの嫁がいたw
  1. 嫁が妊娠!?喜ぶ俺を地の底に叩き落した嫁の言葉は、「あんたの子じゃないから勘違いしないで。育てさせてあげるけど、父親ヅラはしないでね?」 衝撃の事実は他にもあって…
  2. 兄は結婚した時に家を出て行った→それから10年経ち、娘が小学生に上がるタイミングで実家に戻ることにしたらしい。兄『35歳独身のキモオタ弟(俺)は娘に悪影響しかないし嫁も嫌がるので家から出ていってほしい 』俺「え???」
  3. バイトのたった一言で売り上げ1位の営業マン『やめます』 → 3ヶ月後、朝礼で「全体の売り上げは3件、来月給料が遅れる」って非常事態発生www
  1. 主婦「トルコリラで1200万円失いました、買ってからただの一度もプラスになったことはありませんでした」
  1. 超美人な嫁の帰りが急に遅くなりはじめ、子供の世話もしなくなった。そして調査の結果、専用の部屋の契約まで発覚して…  → そしてなんと、再婚相手は…
  2. 妻「彼を愛しています離婚してください」→後日連れてきた男はイケメンの御曹司。相手には慰謝料など痛くもなく、親権も取られた。俺は全てを失ったはずだったが事態は急変する
  3. 俺が冗談で「1世帯5000円で雪掻きしたいわ~」って言ってしまった結果、なんと20件も依頼がきてしまい… → 全く知らないオバハン 「ついでにうちのもやっといてね!!」 俺「!?」
  4. 社内の美人をデートに誘った。 当日… 地味女「こんにちわ」俺「!?」 → 人間違えだったと言えないまま、その3年後…
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    2件のフィードバック

    1. 名無しさんひねくれ親父 より:

      因縁あさからぬ両家
      吉とすべし良縁

      0
    2. 匿名 より:

      セリフ多いと長くなるんだよね、でも良い話、

      0

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