長くなるけど聞いてくれや
一応とりつける
書き溜めないからゆっくり行く
10: ◆bo9lnEOKSU 2014/10/23(木)23:36:31 ID:x9aov66Aw
スペック
俺
165のチビ
体重56
趣味はゲームやら2ちゃんやらアニメやら
あとギターも少しだけやってる。
不登校女の子以下A
顔は人形みたいで可愛い
身長160前後
ガリガリ
ヒンヌー色白
髪の毛はその時は肩甲骨あたりまでのばしてた。
声がやや高め
Aと知り合ったのは高校2年の頃。
同じクラスになった。最初の印象は大人しくて可愛い子って感じだった。
でも俺と仲のいい女子からはなかなかの批評だった。
女「絶対男好き!」
とかいって散々悪口言ってた。女子のいざこざに関与したくなかった俺はまぁまぁとかへーとか言っていつも流してた。そんな感じで割と友達もいて楽しく学校生活を送ってた。
Aと関わるきっかけになったのが委員会だった。といっても何も話さないで事務的な会話を何回かした程度でそれと言って親密になったわけじゃなかった。
俺「Aさんこのプリンクトクラスの人たちに配ってくれる?俺これ書いて提出するから!」
A「わかった…」
初めての会話がこんな感じ。
それからしばらくAとは委員会でしか関わることしかなく二学期を迎える。二学期になると女子からAへのいじめ?がエスカレートしてた。今までは変な噂程度だったのが直接顔面凶器とか言ったりやめとけよーって言ってもやめる気配もなく可哀想だった
日本語変だったりするけど気にしないで!
何がそうさせるのかわからんが
どんどんいじめは加速していった。
物を隠したり体操着を濡らしたり。
でもAは事を荒らげることなく物を隠されても先生には忘れましたって言ったり体育の授業は具合が悪いと言って休んでたみたいだった。
文化祭やクラスマッチが9月10月と俺の学校は続くんだが俺の委員会がそういった祭り事の実行委員で二学期は委員会が忙しくなる。だけどその頃からAは学校を休みがちになった。
Aと仲良く話してる地味っ子にそれとなくAの事を聞くと
地味っ子「なんか具合悪いんだって…」
としか言わなかった。委員会はなんとかなるけど本当に病欠なのかなぁとかいじめが原因かな…とか色々心配してた。
それから3日くらいしてからAが久しぶりに登校してきた。
教室に入り席に着いたAに話しかけた。
俺「Aさん久しぶり~具合悪かったんだって?」
ビクッ
A「ち、ちょっとね…」
俺「そうなんだ!これ委員会の資料。しおりみたいな感じになってるんだけどクラスマッチの仕事俺と一緒に点数係にしちゃったけどよかった?」
A「大丈夫ごめんね」
俺「全然!無理しないでね」
今思い返すとなんて爽やかな好青年なんだろと感心するくらい優しかった。
それからしばらくしてクラスマッチ当日。点数係は大まかなルールだけで打ち合わせは終わってたので楽だった。Aと俺は委員会だからって言って競技には参加しなかった。
俺「Aさん出たかった?」
A「私運動音痴だったから助かったよ」
俺「そうなんだw俺もあんまり得意じゃないw」
A「でも体育のときとか楽しそうでいいなぁって思うよ。俺くん見てると」
俺「えーみてたのーw恥ずかしいわw」
A「あっなんかこれ変な人みたいだから今の取り消してw」
点数係してる時に初めてAが笑った顔を見た。めちゃくそかわいかった。
その日はAとほとんど一緒で他の学年の点数係もいたけど隣には常にAで楽しかった。でも少しネガティブな感じで
私ダメだから。とか私が悪いのとか口癖のように言ってた。
クラスマッチも無事終わった。Aはしきりにありがとうって言ってて可愛い子だなぁって俺はしきりに思ってた。
クラスマッチが終わって普通の学校生活が始まるとAへのいじめはまた始まった。今まではクラスマッチの練習やらなんやらでみんな違うことに目が向いていたけど改めてAを認識したらしくいじめが始まった。
女にやめろよって割と強く注意したけど
やめないし担任にも相談したけど女子なんてそんなもんとかわけわからんこと言っわれAがまた学校に来なくなっ真。
クラスマッチの時にAとLINEを交換してたから連絡こそできるけど具合が悪いとか今日は吐き気がするからって明らかに仮病を使って休んでた。
それからAは一週間に一回程度しか学校に来なくなり徐々にその回数も減って学校に来なくなった。でも委員会の責任見たいのはあるらしく文化祭の準備期間は頑張っていくってLINEが入ってて少し安心した。
準備期間に入るとAは今までよりもげっそりとした顔で学校に来た。
女達は準備期間だけきやがって楽しやがってとか散々言ってた。
俺「大丈夫?なんか具合悪そうだけど…」
A「うん…大丈夫。」
俺「そっか…委員会だけど無理して出なくても大丈夫だよ?」
A「大丈夫だよやるよ」
なんて健気なんだろと思って委員会の段取りとかを説明した。
文化祭は割と忙しかった。でもAと2人の時間が多くてすごい楽しかった。
多少のトラブルやミスもあったけど
委員会の仕事はやり遂げたしクラス展示も割と好評だったらしかった。
Aも終わった後はニコニコしててなんだか幸せな気分になった。
帰りは後片付けもあって遅くなったからAと一緒に帰った。
俺「今日疲れたねw」
A「そだねー久しぶりに動いたw」
俺「体調はどうなの?」
A「具合悪くないよ。仮病~」
俺「そうなんだ…やっぱり女とかのが原因?」
A「…」
俺(やっちまったかな…)
A「私が悪いから仕方ないよ」
俺「何したの」
A「わかんない」
俺「何もしてないじゃん。悪くないよ。」
A「ありがとwでも私高校やめる」
俺「えっ?」
A「疲れちゃったw」
Aは少し涙目になって声も嗚咽を堪えるように絞り出してた。
俺「そっか…大変だったもんね。なんなごめんね。いじめやめさせれなくて。」
A「俺くんさっ…先生とかにも言ってくれたりっ……女達にもいってっ…くれたっ…じゃん……泣」
俺「でもやめさせれなかったし…」
A「嬉しかったよっ……うっ…先生がね…俺君がお前がいじめられてるって言ってたけど本当か?ってねっ…聞いてきて…っうっ…そうですってっうっ…いえながっだ……ごめんね……」号泣
ものすごく泣いちゃって俺どしたらいいかわからんくてとりあえず公園のベンチで休ませることにした。
自販機でお茶買ってAに渡したら号泣しながらお財布開けて150円手渡してきた。
A「はい…」
俺「いいよwこれは今日頑張ってたからサービスw」
A「でも…わるいっ…うっ…」
俺「じゃあ今度ねw今度返して?ね?」
A「でも私…学校やめちゃうし…もう…あえないし…」
俺「遊んだりしてくれんの?」
A「いいの…?」
俺「こっちからお願いだわw
Aさんとこれからも仲良くさせてよ」
A「あぅ…」
俺「落ち着いてきた?」
A「うん…ごめんね…」
俺「これからどうするの?」
A「学校は休学する…それで定時か通信に行く…」
俺「そうなんだ。ちゃんと高校卒業するんだ。」
A「お母さんにも悪いし…」
俺「そだね。俺も成績あんまりよくないけど頑張って卒業だけはするわw」
A「俺くん私の何がいけなかったんだと思う…?」
俺「何も悪くないと思うよ?女が男たらしだ~とか言ってたけど俺から見たら全然そんなそぶりもないし嫉妬だと思う。」
A「嫉妬…?」
俺「こういうのはずいけどAさん可愛いから女子から見たら羨ましいんだよ」
A「可愛くない…かわいくないもん…」
俺はお前に嫉妬
>>33
楽しいことばっかじゃなかったけど幸せでした
>>35
スレタイとその発言が過去形なのがツラい
でも幸せならよかった
俺「Aさん何も悪いことしてないから落ち込むことないよ。とりあえず!」
A「うん…でも人が怖くてね…皆んなすごい怖い…」
俺「あんなことされたらそうなっちゃうよね…」
A「でも俺くんとはすごく自然に話せる…楽しいの…」
俺「えへww」あからさまに照れる
A「今までありがとね……帰ろっか」
そう言ってAが立ち上がった。俺もそれにつられて立ち上がってAと並んで歩いた。
A「私の家ここだから…あの…今日ありがと…送ってくれたり色々…」
俺「おう!休学なるまでの間来れる時学校おいでよ。」
A「うん…できたら…」
少しうつむいて返事をしてじゃあねって胸のあたりで小さく手を振って家の中に入ってた。
それから一週間くらいたけどAは一度も学校に来なかった。しばらくして担任からAが休学しますとクラスに伝えられ女子たちはクスクス笑ってた。胸糞悪くてイライラが爆発しそうだった。
女「あんたの大事なA学校やめんの?うけんだけどwwwww」
俺「直接聞けば?」
女「嫌だわwwwww気持ち悪いwwwww」
ここでイライラが爆発した。
俺「お前ないじめといてよくヘラヘラしてられるな。」
女「は?誰がいじめたの?」
俺「お前らだよ。」
女「は?やってねーよ」
俺「ざけんなよ。どんだけ嫌な思いしたかわかんねーのかよ。」
女「なんもやってないからわかるわけないじゃんwうけんだけどw」
文章からでる>>1の好青年感
Aも嬉しかっただろうな
あ俺は水色で
俺「あ??」ガタン
友「おい。やめとけそいつ何言ってもわならん。」
俺「どう考えてもこいつがいじめてたのみんな知ってんだろ。なんで何も言わねんだよ」
女「意味わかんないw正義の味方かよw」
友「お前がいじめてたのみんな知ってんだからそういうのやめろよ。俺だってお前にやめとけよって言ったろ」
女「は?しらねーw」
俺「お前サイテーだな。」
女「なんとでも言えば」
授業チャイムがなってその日はそれで終わった。気分悪かったからその日は早退した。
友は俺の味方してくれてたしクラスの大半の奴らはいじめられたくないがために見て見ぬ振りしてた。
女に仕返ししようと思えばできたけど
Aのこと思うとなんかできなかった。
これまで必死に耐えてたのに今になって
掘り返してもむしろ傷つけるだけじゃないかとか考えてた。
次の日学校で女にそれとなしに謝っといた。
俺「昨日暑くなって悪かったわ。」
女「別に気にしてないよ」
俺「これだけ聞かせて?Aに悪いなって思う気持ち少しでもある?」
女「…」
俺「…わかった。うん。それだけでいいよ。」
都合のいい解釈でその場はやり過ごした。
>>1がイケメンだな
Aからは週末になるとLINEが届く関係になってた。平日は忙しいだろうというAなりの気遣いだと思う。
A「俺くん明日なにかある?」
俺「暇だよ!」
A「そうなんだ~私も暇なんだけど遊ばない?」
俺「いいよ!なにしよっか?」
A「お買い物付き合ってくれない?」
俺「いいよ~!」
次の日デパートみたいなところで買い物することになった。
集合時間の一時間前に緊張しすぎてついた。だけどAもいて早すぎって二人で笑った。AはCDが欲しかったらしく楽しそうに童心に帰ったように並べられているCDを見てた。Aは邦ロックを聞くらしく俺もそれとなく聞いてたから話が合った。
フジファブリックや今では叩かれまくってるセカオワを当時は聞いてた。
彼女もそれとなく聞いたことあるらしく
2人でCDを貸しあうようになった。
その日は昼ごはんを食べて
Aの買い物を付いて回った。
Aは肩の荷が下りたように表情にも現れるほど楽しそうだった。学校では見れないように口を大きく開けて笑ったり自分はこういうのが好きなの可愛いでしょ!とか
いつもうつむいてるAとは比べ物にならないほど楽しそうだった。
その日は4時頃まで2人で遊んだり食べたりしてAを家まで送り届けた。
A「あの…ありがとねw」
俺「ううん!楽しかった!こちらこそありがとー!」
A「こうやって会えると平日さみしくなっちゃうからダメだね」
俺「なんか嬉しい」
A「毎日会えればいいのにね」
俺「そだねー。通話でもよかったらしようよ。」
A「そだね!」
俺「土日はやることないしw」
A「明日ももしかして暇?」
俺「暇だよ!」
A「遊んでくれる…?」
俺「いいよ~!」
A「やった~!何しよっかぁ~」
すごい幸せだった。
くっさしね
って言おうと思ったのに
良い話だなぁ
どうなる…?
それから土日はほぼ毎日2人で遊んで
平日も2日に一回は通話してた。
でも徐々にAとの生活リズムの差ができてしまう。俺と通話することだAは昼夜逆転してた。俺は学校に通ってたけど眠気がやばくて授業どころじゃなかった。成績はどんどん悪くなってこれじゃあまずいと先生に釘を刺された。
どうしようとAに相談すると
A「土日一緒に勉強しようよ!」
俺「ほんと?教えてくれw」
A「学校行ってない私に教える側でしょ!w」
そう言って土日は勉強するようになった。
たまに2人で出かけもしたけどほとんど勉強。割と楽しくできて成績も前よりずっとよくなった。
それからしばらくしないうちに冬休みがきた。クリスマスは学校のクラスみんなだ集まるらしかったけどAと会うから断った。
クリスマスもイブも2人でイルミネーションをみて回った。イブに待ちきれなくて
プレゼントを渡した。CDとそのバンドのグッズ。すごい喜んでくれて嬉しかった。
Aからはシャーペンをもらった。
勉強頑張ってね!って言ってたのをよく覚えてる。
それからしばらくして年越しをしてグダグダしてたら冬休みがいつの間にか終わってた。三学期はが始まった。大した刺激もなくしばらく過ごすと3年生が卒業し進級した。
そのあたりからAがよそよそしくなった。
嫌な予感
Aになにかあったと聞いてもううんしか言わない。土日会っていつもみたいに勉強していつも通り楽しいけどAの様子がなんか変だった。
しつこく問い詰めるとAが重い口を開いた。
A「私しばらくここから離れるの…通信高校ここからじゃ遠くて引っ越すことにしたんだ…」
俺「えっ??」
A「言いにくくて…」
俺「どこに?」
A「隣の県…」
俺「そうなんだ…でもほらいつでも会えるじゃん!」
A「そだよね…!でもいつもより会えなくなる…」
俺「そうだけどさ…あいにいくから。ね?」
A「本当に?」
俺「ほんとほんとw」
A「やったw」
本当に遠くに行くのかと思ってびっくりしたり
それから四月に入り新学年にもなった。
Aも引っ越したらしくたまに近所の写真が送られてくる。
それからしばらくして会おうってなった。
だけどAは用事があるから無理とのこと。
どんな?って聞いても家の都合としか言わない。なんだろーと思ったけどしつこく聞くと嫌われるかなぁと思い来週にすることにした。
だけど次の週もその次の週もAはあってくれなかった。
雲行きが…
いろいろ忙しいんだろうと解釈して
それ以上は聞かなかった。
でも赤らかに様子は変だった。
2ヶ月が立ったがAから会いたいとも言われずなんか悲しくなってた。
そこで思い切ってAに聞いてみた。
俺「なんであってくれないの、?」
A「忙しくて…」
俺「そっか。いつ頃なら良さそう?」
A「えっと…」
俺「もしかしてだけど隣の県じゃないの?」
A「…」
俺「そうなの?」
A「実は東北の方に今いる…」
俺「oh…」
俺の住んでたところは関東だったからだいぶ遠かった。
A「ごめんね…本当のこと言いたかったけど言えなくて…」
俺「言って欲しかったけど仕方ないねw」
A「おばあちゃんの家がこっちにあってさ…お母さんが新しい場所の方がいいんじゃないかって。」
俺「俺もその方がいいと思うよ。いいお母さんだね!」
A「でも会えないね…」
俺「高校卒業したら会えるじゃん。待ってるよ」
A「本当に…?」
俺「うんw」
A「私たちって付き合ってるの?」
俺「そういや告白とかしたことないよね」
A「私好きだよ」
俺「俺も好きだよ!よかったら付き合ってください」
A「はいww」
俺「通話でとか恥ずかしいわぁw」
付き合うことになった。
それから月日が経って俺は高校卒業して
大学に入った。Aは休学してたのもあって2年生からの再スタートのため俺より1年遅れてる。そんなAも俺と同じ大学にAO入試で合格したらしい。
今までのことを思い出して書き綴った。
来年からAとまた会えると思うととても嬉しい。以上です。見てくれた方々有難う。
オチもクソもなくてすまんな!
ねれないから質問答える
乙の嵐を期待したけどみんな寝たかな
(´・ω・`)
あれれ
追いついた乙!
優しい>>1に幸あれ(⌒▽⌒)
>>73>>74
わぁい!乙あり!
その後一回も会ってないんか?
>>75
何回か会ったよ!
こっちにAが数回来たことあって
その時に。
寝てたわ
読み終わった乙
過去形じゃなくてよかったお幸せにな
>>77
ありがと~
来年からズッコンバッコンやで(^ω^)
やるのもいいけど大事にしろよ
また眠くなってきたおやすみ
>>81
冗談じゃん(´・ω・`)
一生もんの宝にしますわ。
AOってことはAは何か特技とかあるんか?
>>80
んー読書めっちゃしますアピールしたらしい。
>>82
そうか
なんか2人が羨ましいわ
今から神社に2人が幸せになる呪いを掛けに行くわ
>>84
そんな可愛い呪いなら大歓迎☆~(ゝ。∂)
86: 名無しさん@おーぷん 2014/10/24(金)02:35:34 ID:ybEI699LD
追いついた
末長く爆発しろ
>>86
ありがと(´・ω・`)
乙
>>1イケメンすぎ
>>87
顔は自信ないけど心磨いたつもり()
89: 名無しさん@おーぷん 2014/10/24(金)02:51:31 ID:rzvxfjZ94
書ききったな。良かったぞ。乙。
>>89
ねれなかったから~
乙あり!
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