引用元: ・【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その12
150: 名無しさん@お腹いっぱい。 10/04(土) 05:26:31.12 .net
今思い返しても嫁との出会いは激浪の人生だった
嫁との馴れ初めはネット
テレホマンなんて言葉が通じる時代で当時チャットが流行ってた
自分でアバターを作って交流するチャットで、親のネグレクトから現実逃避するために弟と二人で逃げこんでた
そこで出会ったのが嫁。
当時男のアバターで一人称こそ私だが豪快なしゃべりでずっと男だと思ってた
親しくなり3日と開けずチャットで会ってたが、半年ほどして下ネタふったらキレられて女だと判明、しかも年下
家がめちゃくちゃ遠くて会えたのは1回
俺が修学旅行で嫁の地元に行った際の自由時間という超短時間だった
その直後親の虐待のため、弟と画策して家から逃亡
俺は高卒で働きに出て高校生の弟と二人、2年ほどネトゲ廃人に
そんな時、嫁とまさかのネトゲでの再会
そしてネトゲ廃人であることを猛烈に批判されて俺の目が覚める
再会当時、親から逃げるために後先考えずブラック企業に飛び込んだ俺は気づかぬうちにうつ病発症
それを画面越しで見ぬいた嫁は早急に会社を辞めるよう命令
しかし親族が全員大反対
嫁に「お前の人生はお前が決めろ、誰もお前の人生の責任とらないんだぜ?」といつもの豪快な喋りで言われ
周りの猛烈な批判を跳ね除け翌月には辞職
同時に夢だった職(IT系)を目指したくなる俺
でも隣が酪農家なくらいど田舎に住む俺はまず学ぶ環境がなく、金もなかった
「金ならなぁ、いいことに使う分にはいくらでもどうにでもなるんだよ」と嫁が何かの資料を請求して俺宛に送った
学校独自の奨学金のある専門学校の資料
でもどれを見ても県外
「住む家がない?ウチがあるだろ」と嫁が言い切った。
でも嫁実家暮らしだし…と言ったら嫁母から電話があり
「男の子なんでしょ?夢があるんでしょ?やりたいことあるなら叶えればいいじゃない」とだけ言われた
まさに蛙の子は蛙だった
俺は半年後には最低限の荷物抱えて嫁実家に行ってた
学生生活は2年に留めるつもりで嫁実家にお世話になってからは死ぬほど勉強した
4月から学校に行き秋には基本情報を取得、
翌年2年目の春に応用技術者取得、
秋にネットワークSP取得
本来この年に就活するはずが、年齢の影響もありことごとく最終面接で落とされギリギリの時期に一箇所内定が出る
嫁に報告したら会社の名前見て色々調べ始め、内定辞退しろと詰め寄られた
でもここで内定辞退したら無職
困る俺に嫁は「3年制の学科に編入できるだろ」と言って俺の学生生活が一年伸びた
お陰で3年目の春にデータベースSP取得、秋に情報セキュリティ取得と奇跡的なコンボが成り立つ
この年の就活も苦戦したが、中小ながら良い職場に出会うことができた、と安心していた矢先東日本大震災で実家がやられた。
職場もやられてた。
嫁に出会わなければ人生どころが命詰んでたと思う
実家のこともありドタバタして落ち着いた頃、やっと嫁にプロポーズした
返事は「任せろ私が幸せにしてやる」だった。
俺は嫁に出会えてからずっと幸せだよ
お前には一生幸せになる呪いをかけた
家庭事情時系列添えて書くと特定されそうだから曖昧になる、申し訳ない
俺はネグレクトを父親から受けていた。
内容は殴る蹴る締め出される部屋に閉じ込められるの物理系
弟は義母から受けており、ヒスの対象とされていた。
部活や友達、存在の全否定など精神面での虐待を受けていた
ネット上では仲良くやってたが家の中では俺は父親の、弟は義母の影響が相手にまで波及するのを恐れて殆ど接触はなかった
そうこうしてたら弟の性格歪んでしまって、人対して無関心、関わってくる相手で気に入らない人物にはかなり攻撃的になった
大人になるにつれ落ち着いたが、それでも中学生で親を捨てるという選択をした弟は早く大人になりすぎてしまった
その為か、将来の目標も将来の希望もなく、勉強もせずに高卒でブラック企業に就職、精神病む前に自分でまた抜け出した
ただ働くことが嫌いなわけではないので、今では土方で汗水流して働いて細マッチョになってる
弟も元気で良かった。
乙!
正式に付き合った期間はあるの?
居候→いきなりプロポーズにみえる。
学生期間がお付き合い期間になるんだろうが、皆がイメージするようなラブラブな期間はない
忙しかったし金もないしで、デート=嫁の負担にしかならなかったから
文法がいつもの嘘松