他にも色々言われた。
お金は貯めるのは時間がかかるけど使い切るのはアッと言う間だとか、一度生活レベルを上げると下げられないから、お金があるからって油断するなとか。
当時まだ若かったし、いまいちピンと来なかったけど、恋人が出来て婚約した時にその事はしっかり守った。
守ったものの、後ろめたさは正直あった。通帳は実家に預けた。
で、現在結婚15年目の40代。やっと離婚成立。
出張と嘘ついて同僚女性とふたりで旅行していたことがバレて、私の方から離婚を求めた。
その時が初めてじゃなかったこともバレた。
夫の方はただの割り切りのつもりだったらしく、家庭は家庭として壊すつもりはなかったらしい。
だけど私には浮気したことより、そういう考え方に嫌悪感があった。
“ただの割り切り”なんてワードを口にする男と一緒に暮らせない。
どうやったって夫に親権が渡ることはないし、私も譲るつもりはない。
すると夫は「慰謝料も養育費も払う気はない。おまえが勝手に出ていくんだからな」と言い出した。
「離婚するなら仕事辞める。無い袖は振れない」と。
そういうふうに言えばパートで働く私に離婚の決断はできないだろうと思ったようだ。
息子は2人とも私立に通ってたから教育費もかかるし、私が育てることは無理だろうと。
それまであのお金のことを黙ってて良かったと、この時ほど思ったことはない。
養育費は子供の権利だと言うが、これは後に子供たちに話しても理解してくれるだろうと思い、お金のことなら一銭も要らない、慰謝料も養育費も要らないと言って離婚を求めた。
半笑いで「やれるものならやってみろ。あとで復縁とか言ってくるなよ」って言われたけど
届けを出すまではと心の中で笑っていた。
そして正式に離婚したあと、祖父のお墓参りに行って沢山沢山お礼を言ってきた。
もしも相続の話をしていたら、都心でファミリー向けマンションを余裕で買えるほどのお金を
私が持っていると知っていたら、どうなっていただろう。
浮気は関係なくする人はするんだろうが、経済的に自分が優位に立っていると思っていることであんな態度に出たんだろうし、
もし知られていたらきっと簡単には判押してもらえなかっただろうな。
弁護士立てて普通に慰謝料と養育費要求しろよ能無し
離婚したあとからでも子供自身が子供の権利として請求できるからねー