914: 03/29(金) 18:04:07.88

こちらは関西で、出世頭の30代後半独身同僚
(モテない訳でもないけど、仕事好きすぎて独身拗らせた系)が、

東京の本社に引っ張られて3年後、
なんと東京の資産家の一人娘と結婚するというので、
みんな大喜びで東京へお祝いに向かった時の話。

更にビックリだったのは、花嫁さんは可愛らしい20代前半の娘さんだった。
ウエディングドレスが似合ってて、まるでお人形さん。
友人達はもちろん、親族も華やかで、今まで出た数多くの結婚式の中でもそれはそれは素敵なお式だった。

同僚は
「あいつ上手いことやったなぁ」
「新婦友人全員可愛い!!」等と大はしゃぎ。

披露宴も和やかに進み友人代表の同僚のスピーチへ。

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若干お酒が入りつつも、無難?なスピーチの最後に
「新郎はとてもいい人ですが、歳の差もあるのに結婚を決めた決め手はなんですか?」
と新婦に質問。

みんなwktkしながら、マイクを渡される新婦に釘付け。

マイクが渡され可愛くはにかんだ花嫁さんが10秒ほど考えたあと、出した答えは

「関 西 弁 だ っ た か ら で す」だった。

 

915: 03/29(金) 18:05:39.65

慌てて新郎がマイクを引ったくり、
「関西弁が珍しくて興味を持ったけど、付き合う内に優しいところ等に惹かれて結婚を決めたんです!」
と弁解しだした。
おっとり花嫁さんも
「そうです~」と笑っているけど時すでに遅し。

新婦親族席は
「世間知らずの小娘に、言葉巧みに近寄ったのか」的な雰囲気で、

こちら関西組は
「東京では関西弁使うだけで、15歳年下の資産家の可愛い嫁が出来るんかい」
と騒然。

その後、ケーキカット等での新婦の新郎大好き雰囲気が好を奏し、親族からの誤解は解けたようだが、関西組はそうもいかない。

今まで控えめな関西弁で話してたのに、
(地方出身の人、雰囲気分かるよね?)
結婚式の2次会で、
これまた可愛い新婦友人へのアピールなのか、こってこての関西弁にシフトチェンジ。
しかも無駄に大声。
名古屋出身の同僚まで、エセ関西弁を使い出す始末。

最終的には「新郎の友達がヤクザみたいで怖い」と、新婦友人のメアドすらもゲット出来ず惨敗。

今では関西支社、東京本社共通の笑い話だけど、一時は「関西弁はモテる」と誤解を巻き起こしてた。

先日、その花嫁さんがお母さんになったとの報告を受けて思い出した話しでした。