引用元: ・【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その7
551: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/09/24(火) 13:14:26.23
妥協つながりで俺と嫁との出会いを思い出して書いてみる
Fラン大学生の俺にも二十歳にしてやっと初彼女が出来た
友達の紹介で出会った彼女は同じ大学のごく普通の目立たないタイプだった
チェリーだった俺はしばらく手を繋ぐ程度の軽い付き合いを続けていたけど、3ヶ月ぐらいで一方的にもう連絡してこないでと言われて破局した
しかし俺は諦めきれず彼女のバイト先であるイートインスペース付きのベーカリーへ行った
するとイートインで長身イケメンの男といちゃついている彼女がいた
俺は少し遠くから隠れるようにその様子を伺っていたのでかなり挙動不審だったと思う
そこにいきなり後ろから肩を叩かれ警察の職質かと思いかなりビビった
女「君あの娘の知り合い?」
俺「彼女です、いやフラれたから元カノか」
女「じゃぁちょっと話を聞かせてくれる?」
ということで少し離れた場所のファミレスに入った
彼女はベーカリーにいたイケメン君の知り合いと名乗った
そして元カノことを名前や大学などあらゆることを根掘り葉掘り聞かれた
さらに聞くことがあるかもしれないと言われたので俺の連絡先を伝えた
女性と別れたあとで名前も連絡先を聞いてないことに気づいたが、どうせ二度と会うことは無いと思っていたので特に後悔とかはしなかった
当然その女性のことも記憶から一緒に消えていった
すっかり忘れようとしていたある日に突然その女性から連絡があり会いたいと言う
約束した場所に行くと女性の他に元カノがいてかなり驚いた
そこで女性は、「イケメン君にはある有名私大生で婚約者がいるので元カノには強引に略奪するようなマネはしないでほしい 。元カレ(俺)とよりを戻してはどうか?」というような内容の話をした
また話の流れで女性はイケメン君の婚約者の友達ということがわかった
最後まで薄ら笑いを浮かべながら話を聞いていた元カノはゆっくりと口を開いた
「私こそイケメン君にふさわしい」
そして俺を指さして「この程度の男で妥協するぐらいなら死んだ方がマシ」と冷たそうに笑った
もうここから先は目の前が真っ暗になってあまり記憶が無い
かろうじて覚えているのは交渉は決裂して元カノが勝ち誇った顔で出て行くところだけだ
散々な言われようだなww
猫をかぶっていた?元カノの変貌ぶりにかなりショックを受けた俺はずっと泣いていた
ひたすら泣き終えて少し落ち着くとそばに誰かいることに気がついた
それがあの女性ということに気づいた俺は急激に恥ずかしくなった
俺「ずっと見ていてくれたんですか?」
女「なんか血の気の無い顔でフラフラと出て行ったのでほっとけなくて…」
俺「男が泣くなんてカッコ悪いですね」
女「悲しい時に無理しなで泣くことはカッコ悪いとは思いませんよ」
それを聞くと俺はいきなり女性に抱きついてまた泣いてしまった
周りから見たらカッコ悪いどころでは無かったとは思うけど唯々泣いてしまった
そのとき女性が嫌がらずに俺の頭をゆっくり撫でてくれた
どれもこれもほとんど妄想話ってとこにはあえて突っ込まないで
反応してやるのが思いやりってやつ?
妄想話と言われるんだったら仕方ないんでやめるよ
強くあれ!
続けろという人がいるので勝手に続けさせてもらう
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ふかふかの胸気持ちいいとかとんでもないことを考えて正気に戻った俺はバッと離れて女性に謝った
女性の服は俺の鼻水とか涙でかなり汚れていたので服を弁償するとか理由を付けて女性の連絡先をゲットした
その日は女性はタクシーで帰った
後日女性に連絡をとり一緒に服を買いに行くことにした
女性はクリーニング代でいいと言い張ったが俺はとにかくバイト代をつぎ込んででも弁償するつもりだった
しかし実際に彼女が着ていた服は俺の想像以上に高価でとてもバイト代では買えないようなものだということがわかった
でも女性は俺の気持ちを汲んでくれてバイト代で買える範囲の服を買い「とても気に入りました」と言ってくれた
そのうちお互いの話をするようになったが女性は某有名私大に通い、親が会社経営をしているお嬢様であることがわかった
俺は地方出身者で家が貧乏なので奨学金とバイトで食いつないでおり 、いかに安く食費を押さえるような日常的な話を中心にしていた
俺に中では徐々に女性に惹かれていく気持ちと、高嶺の花の女性になんて相手にされるわけないという気持ちが入り交じっていて 、結局いまのままの関係でいるのが一番幸せだと思うようになっていった
二人でベンチ座ったが女性は何も言わずしばらく沈黙が続いた
そして女性が重い口を開いた
女「何か気づかないですか?」
俺「?」
女「ホントに?」
俺「?????」
女「・・・」
そこで俺はやっと気がついた
ここは俺がフラれたあとに女性に抱きついて泣いた公園だった
そしてよく見ると女性の服は俺がプレゼントしたものだった
俺「えっと、あの、その・・・」
女「やはり元カノのことが忘れられないんですか?」
俺「・・・」
女「・・・」
女「私はあなたで妥協します、だからあなたも私で妥協してください」
俺は元カノのあの言葉を思い出して頭に血が上る思いだった
でも女性は俺の方をまっすぐに見ている
なので俺はやっと冷静になった
どう見たって女性が俺を選ぶのは妥協の産物でしかない
でも俺が女性を選ぶのは妥協なんていうものじゃない
どう見ても無理目の女に玉砕覚悟の特攻するようなものだ
それなのにお互い妥協するという言い方をするのは 、互いに対等でいようと言っているのだと俺は理解した
俺「本当に俺なんかでいいの?」
女「もちろんですよ」
俺「背だって低いし、カッコ良くないし、貧乏だし・・・」
女「私だっていっぱい欠点はありますよ」
俺「色々違いすぎて合わないかも・・・」
女「最初から何でもぴったり合う人なんていないと思います」
俺「・・・」
結局押し切られる形で女性と交際することになった
喧嘩して口も聞かなくなった期間だってあった
俺の方が背が低くカッコ悪いので周りに冷やかされて嫌になり、なるべく離れて歩くようになったりもした
女性の親に反対されて別れる寸前までいったこともある
それでもなんとか5年ぐらい交際を続けてやっと親の了解をもらい結婚した
嫁と嫁親の希望で俺の方の姓を変えるようになったりもした
強い強い希望で俺が会社を辞めて主夫をするようにもなった
嫁は家事全般が苦手でここが俺が妥協するポイントだと結婚するときに言われた
つまり嫁は養ってくれる男性ではなく、自分が親の会社を継ぐので主夫として適当な人材を探していたのだ
いまでもたまに喧嘩はするけど適度なところで嫁が俺をぎゅっとして仲直りする
どうもうまく操縦されているような気しかしないが
嫁の胸に埋もれていると幸せだからどうでもよくなってしまう
ただ子供が出来ると嫁の胸は俺だけのものじゃ無くなってしまうのでそれだけが心配だ
以上
玉の輿いいなあ お幸せにー
乙
たまにはお前さんの胸に嫁さんを埋もれさせてやるのもいいと思うぞ
呼ばれたみたいなので
>>575
残念ながら俺はやせて骨張っているので、俺の胸は好きじゃ無いみたいだ
とにかく自分の胸に埋めて俺の頭をなでるのがお気に入りのようなので
嫁が飽きるまでなすがままにするのが夫婦円満のコツだと思っている
>>582
元カノは出来た(嘘)と言って婚約破棄させて強奪したところまでは知っている
その後は伝聞だから本当かはわからないが、
結婚→夫の金でブランド品買い漁り→何股かで浮気→高額の慰謝料請求されて離婚→行方不明らしい
元カノがどうなろうと俺には関係無いことだから気にしていない
そんなことより俺が気になるのは近所のSCの特売だ
>>583
元カノは不幸になるだろう、と思ったが、マジでそうなったか…
(たぶんマジだろう)
指差して罵るあたり、ゲスだなあと思ったんだよな。
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