http://maguro.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1389281241/
妻と結婚に至った過程を、妻から聞いた話と繋ぎ合わせて書いてみる。
俺が転職して、上司がじゃあ皆に紹介をしようという少し前にたまたま廊下で妻に会う。
上司「新しく入った俺くんだ」
妻「宜しくお願いします」
俺「……どうも」
妻(うわっ!なんか感じ悪っ!ないない!)
それだけですぐに別れて
妻「私とは関係ない人だから、まぁいいか」
これが出会い。
妻「初対面であんな印象をもつなんて、私は性格が悪くなっちゃったのかな」ちょっと罪悪感。
その後、同僚の愚痴や文句やらで、別の部署にいる俺の噂が耳に入る。
妻「みんなが言ってるってことはやっぱり変な人だったんだ」安心する。
妻(どんなに嫌な奴なのかちょっと覗いてみよう)
妻(たしかに変な奴だけど、言われているほど悪い奴じゃないな)
同僚の愚痴を聞いて「大変だねぇ。でもあんな奴でもこんな良い所があるよ?」
俺「あの人いつもフラフラしてるけど、ああやってみんなのガス抜きしてるんだぁ」(※他人事)
その数ヶ月後、移動になり同じ部署になる。妻が上役の関係。
妻(面倒な人だけどうまくやればまた株が上がるな)
妻(うわっ!やっぱり嫌な奴!むかつく!)
妻(でもここで投げ出したら“これだから女は”って言われる。私のプライドが許さない!)
妻(よし!まずは仲良くなろう!)
妻(玉砕。感じ悪い!やっぱりむかつく!)
妻(よし!良い所を探そう!)
妻(仕事はしっかりしてるし、かなり神経質みたい)(※実際はそんな事はない)
妻(じゃあ、私を仕事ができなくて、無神経だと思ってこの態度か!やっぱりむかつく!)(※実際はそんな事は思っていない)
妻「なんとしても私を認めさせてやる!」
俺「よく解らないけど面白い人だなぁ」
当時の妻はあの手この手を使って俺とコミュニケーションを取ろうとする。
コミュ障の俺にはうまく伝わらない。
妻(この人やっぱり変だ!)
俺(よく解らないけど愉快な人だなぁ)
(長くて申し訳ない。次に続く)
「そんなに私の事が嫌いですか!!」
妻、限界がきて爆発!
俺、理解。
妻(え?こんなひどい事を言っちゃったのにいいの?この人はこうやって付き合えばいいの?)
俺(ストレートに言ってもらえる方が解りやすくていいなぁ)
俺(あの人観察してると面白いなぁ)(※動物として)
妻(よく見られてる気がする。もしかしてストーカー?怖いから確認しに行こう)
俺(あっ!こっちに来た!隠れよう)(※動物の観察隊の気分)
妻、しばらく夜道に気を付ける。
妻「ストーカーじゃなかった。という事は……私の事が好きなんだ」(※妻は単純)
妻「食事くらいなら行ってあげてもいいかな」(※妻は自信家)
妻「早く誘いなさいよ!」(※ここまでくると何者か不明)
妻「今度ごはんに連れて行って下さいよ」
俺「今度っていつ?」
妻「え?えっといつでも……」
俺「じゃあ今日にしよう」
ラーメン屋に行く。
妻(勘違いだったか)
俺(空腹?金欠?一人で店に入れないのかな?)
こうやって同僚として数年過ごす。
俺・妻「変な人だけど面白い人だなぁ」
この延長であれこれあり結婚。
長くなったけど、結婚の過程はほとんど妻の頭の中にあると思う。
乙。
プロポーズの過程をkwsk!
>>180
そのあれこれを待ち望んでいるんだが
さあ良い子だからkwskするんだ
ちょっと入らせてもらっていいかな。
長くなりそうなんだけど、すぐ済ますから、ごめんね。
たしかに結婚に至るまでの道程は長かった。
そして劇的なエピソードは何もない。かっこよく守ってあげた事なんか一度もないんだ。
せっかくkwskをもらえたので、妻目線でいくつか書いてみる。
その一。
休日。妻がふだん行かない地域に一人で買い物に行った。
視界の端に何かが目に入り
妻「あら。今時こんな所で珍しい。ホームレス?それとも山伏?」
妻「……って俺さん!!」
俺は服には無頓着だし、休日だったから髭も剃ってなかった。寝癖もついてたんだろう。
妻「人違いだよね?でも似てるような」
妻は休日に知り合いに会えば声をかけるのが当たり前の人種だ。
俺を神経質だと思い込んでる妻にしたら、変な服装の男を確かめて声をかけるべきか悩んだんだろう。
しばらく俺の様子を伺っていたようだ。
妻(何を真剣に選んでるんだろう?)
妻(変な歩き方。猫の歩き方みたい)
妻(え?そこに座っちゃうの?)
妻(ええ?そこで食べちゃうの?)
たぶん見ていられなくなったんだろう。声をかけられた。
妻「こんにちは。こんな所で何をしてるんですか?」
俺「パン食べてる」
妻「見れば解ります」
俺(じゃあ何で聞くんだ?ああ。この人は金欠でいつも腹が減ってるんだ)
俺「食う?」
妻「……いただきます」
その二。
妻(俺さんって変わり者だけど、嫌な人じゃないな)
妻(友達のA子ちゃんと少し似たところもあるし)
妻(もしかしたらA子ちゃんと仲良くなれるんじゃないかな?A子ちゃんも誰か紹介してって言ってたし)
妻(でもA子ちゃんも大人しいし、二人でお通夜みたいになっちゃいそう。俺さんってリードしてくれるタイプかな?彼女いるのかな?)
妻「俺さんって彼女いるんですか?いなかったら欲しくないですか?」
俺「それがあんたに何の関係がある?」
妻(…喋り方が感じ悪いんだった。これを直さなきゃ紹介なんてできない)
妻(よーし!俺さんを特訓してA子ちゃんに紹介するぞー!)
俺(また楽しい事考えてる顔してる。いつも楽しそうな人だなぁ)
その三。
妻「実はお願いがあるんですけど…」
何事かと思って聞いたら、
テレビ番組を録画してほしいという、子供みたいな話だった。
構わないけど最近操作してないからDVDの使い方が解らない・
説明書もどこかにやっちゃったから、
勝手に来て勝手に録画してくれるならいいよと答えた。
妻はとても恐縮して、「いえそこまでは」「別に構わないよ」
と何度かやり取りをして来た。
妻(うわぁぁぁ。なんじゃあこりゃゃゃゃ)
女性から見たら男の一人暮らしの部屋は魔物の巣窟にでも見えたらしい。
少々散らかっていたし、取説どころかリモコンも見つからなかった。
妻(ああ!片付けたい!大掃除がしたい!)
妻(え?来客中にお風呂に入るの?)
妻(え?来客中に出掛けちゃうの?)
妻(ええ?来客中に自分だけ御飯を買って来て食べちゃうの?晩酌まで始めちゃうの?)
俺(俺のことは気にせず勝手にやってくれればいいよ)
妻(リモコンどこーーー?)
かなり大雑把だけど、
プライベートでも職場でもこんな感じにあれこれあって、
長い道程を経て結婚。
妻に聞いた話と当時の日記を繋ぎ合わせて、
少し解りやすく脚色してあるが、そんなに間違えてはいないと思う。
ちなみにプロポーズは他のスレにも書いたんだけど、
妻いわく「聞き間違えかと思って大変だった」そうだ。
家に帰り風呂に入ってから、恥ずかしくなったり心配になったり忙しかったらしい。
たぶんマリッジブルーじゃないかと思う。
> 妻(え?来客中にお風呂に入るの?)
> 妻(え?来客中に出掛けちゃうの?)
> 妻(ええ?来客中に自分だけ御飯を買って来て食べちゃうの?晩酌まで始めちゃうの?)
> 俺(俺のことは気にせず勝手にやってくれればいいよ)
をい!!どういうことだよwww
深海には自ら動く事無くただひたすら上から餌が降ってくるのを待ってるだけ、って
生物もいる。そういう生物も子孫を残し過酷な環境を乗り越えてるんやで。
深海の生物っていうのはとても新鮮だった。
自分では亀に似てると思ってる。
のんびりしたところもそうだし、顔や体型も似てるんだ。
>>188
今思えば失礼なことをしちゃったんだけどね。
よくよく考えたら他人を招いた事もなかったし、他人が家に入るのが大嫌いだったんだ。
いつもまわりに気を使ってるような人だから、
俺に気兼ねせずに自分のやりたいことをしてもらえればと思ったんだけど。
晩酌はせずに送ってあげればよかったと後悔したのは一年近くたってから。
>>189
失礼じゃないよ。俺もそう思うもん。
最近のコメント