892: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/09/29(火) 15:14:57
過疎ってるようなんで今のうちに投下。
長いけど謝らないw
読みたくなかったら無視してくれ。
フェイク入っておかしな所があっても突っ込まないように。
記憶も完璧じゃないしね。
もう10年以上前になるが、その当時は結構賑わっていた某掲示板のオフ会で出会った。
俺と嫁は20代後半。
そこはあるスポーツをやっている人達の集まりで、嫁はそこへ書き込んでいたわけではなく、
まだビギナーだった為にオフ会の幹事(♂、嫁と同県)にメールでアドバイスを受けていた
ところ、「初心者向けだから」と誘われて参加した。
俺はオフ会の開催地までは高速でも1.5時間ほど離れていたが幹事と懇意にしていた亊
もあり、顔見せとサポートのつもりで参加した。
第一印象はよく覚えていないが特に美人でも可愛いわけでもない。
嫁は俺を「変なオッサン」と思ったらしいがww
(嫁は俺の一つ下なんだが・・・オッサンってorz)
俺にはそのスポーツ以外にも趣味が2つあり、全てが女性はあまりやらないものだったが
嫁と見事に一致。
しかも共通の知り合いもいて、さらには俺が2ヶ月後に計画している旅行(一人旅)の
行先・日付までが一致してお互い驚いたがその日はそれで終わりで特に連絡先を交換
する亊もなく解散した。
しかし1週間後に嫁からメールが届いた。
嫁の会社で社内旅行があり、行先は東京。
職場が東京だと話していたので(某スポーツに必要な道具が買える)ショップを教えて
欲しいと言うことだった。
この時、嫁に対して特別な感情も無かったし好きな女性がいたので店を教えただけ
で終わり。
ただ、このメールがきっかけで少しづつだがメールをするようになり、「旅行先で会えた
ら良いね」って亊で携帯の番号を教えた。
その後1ヶ月ほどメールでやりとりするものの進展は無し。
俺は好きだった女性に振られて失意のどん底のまま傷心旅行w
旅先で少しづつ癒されていき、しばらく恋愛はいいやと思いつつも嫁に電話。
なんとすぐ近くに嫁が・・・
なんて亊はあるはずもなく前日にすれ違っていたようで嫁のいた場所は前日俺がいた
所で、その距離およそ200km。
しかたなく通話終了w
帰ってからはお互いの旅行についてメールで話すものの距離が遠いこともあって直接
会うことは無かった。
そんな時にもう一つの共通の趣味の話題になり「じゃあ、行こうか」って亊になった。
行先は嫁に選んでもらったがそこは1泊することが必須w
まだ1度しか会ってないのにwと思いつつもそこに決定。
お互いの中間点まで車で移動し嫁の車はコインパーキングに置いて出発。
目的地に到着するが天気は最悪。
行程を短縮してさっさと宿へ。
宿と言ってもぶっちゃけ小屋なので自炊&共同の部屋w
2人きりになることはないと思っていたのに悪天候のせいで宿泊客は俺たちのみww
ところが彼女いない歴=年齢=道程な俺は何もできずに・・・っていうかどうしたら
いいか分からず普通に会話して眠くなったら就寝なへたれっぷり。
翌日の天気も回復せず早めに帰宅した。
この日何も無かった亊が彼女に安心感をあたえたのか翌週には嫁の家の近所で行われる
花火大会に誘われた。
花火大会の翌日はまたオフ会もあったので花火を見た後は俺だけ車中泊すれば面倒も
ないので行くことに。
花火大会へは嫁の地元の友人10人と一緒だったので良い雰囲気になんてことはなく皆
でわいわい盛り上がる。
花火も終わって解散となり、彼女と一緒に帰宅。
実はこの前日こんな亊が・・・
嫁:「最近、テレビの調子が悪いんです。」
「配線とかよく分からないし・・・」
俺:「じゃあ今週みてみようか?」
嫁:「お願いします。」
「お礼はビールで良いですか?」
俺:キター!(心の声)
しかも嫁は一人暮らしだ。
彼女の部屋に入って(ドキドキ)テレビを調べるが特に問題なし。
嫁:「なんか直ったみたいですね。」
俺:「何もしてないけどねw」
食事は花火を見ながら済ませたので2人でビールを飲み始めた。
明日の事もあるので
俺:「そろそろ車に戻って寝るよ。」
嫁:「車じゃよく眠れませんよね?」
「泊まっていきませんか?」
俺:「え?
い、いいんですか?」
心の声:お泊まりキター!
はい、皆さんのご想像通り・・・
とはいきません。
ぐっすり寝ましたw
翌日はオフ会の後、一緒に食事だけして別れました。
言いたい奴は言ってくれ。
ああ、俺はヘタレだよ!(逆ギレw)
この辺りからだったと思うが彼女の亊が好きになってきた。
趣味は全く同じだし、それ以外にも共通点がたくさんある事がわかって単なる偶然では
ないような気もしてきた。
これはもしかして運命!?
彼女への思いが膨らんでつい最近振られた事なんてすっかり忘れてたw
調度良いことに花火大会で仲良くなった人たちから嫁経由でお誘いが来たのでまた
前日から嫁の所へ。
もちろん俺の気持ちを伝える為に。
俺:「当日朝早いと遅れそうだから前日から行くね。」
嫁:「じゃあ、ウチに来ませんか」
「夕食作って待ってます」
ということになって前日に嫁の大好きなビールを持ってまた嫁の部屋へ。
2時間ほど経ってもヘタレな俺はまだ何も言えなかった・・・
男子校出身で高校卒業後就職し女性に対して免疫がないため女性とはうまく
話せない俺でも何故か嫁とならうまく話せた。
この関係を壊してしまうかもしれないという恐怖感もあったと思う。
そんな事を考え始めたら話が途切れてきてしまった。
彼女も何か感じていたと思う。
俺は意を決した。
俺:「あの、今日は○○さんに話があります。」
俺がそう言って正座すると嫁は俺に近づき、目の前に正座した。
俺:「○○さんの事が好きです」
気が利いた格好の良いセリフなんて思い付かなかったorz
嫁:「ありがとう」
そう言って嫁は俺にキスをしてきた。
その後1ヶ月後にプロポーズしたんだが、それからが早かった。
遠距離なので結婚すれば嫁が仕事を辞めるわけだが嫁はなんとか続ける方向で動いた。
嫁の先輩に相談したらしいが、その先輩
「まず結婚しちゃえば転勤させてくれるんじゃない?」だってw
で、転勤できるかどうかわからずに結婚式の日取りを決め決行w
転勤の辞令が出たのは新婚旅行中だったよww
あれから10年、今でも仲良くやってる。
ただ、最初に嫁の部屋に行った理由のテレビの配線なんだが、嫁は電気工学科卒の
SEなんでわからないはずはないんだよな。
今度嫁に聞いてみよう。
趣味が同じだと一緒に遊ぶ時間が多くて良いよ。
結婚後は遊びすぎて子供を作るのが遅れてしまったけどねw
今は娘が一人いる。
嫁にそっくりだが性格は俺に似てるorz
誠実さと捉えるかへたれととるか
いいね 王道だよ
1999年以前の掲示板のオフ会か