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自転車にひっかけてあった荷物をいきなり不届き者に持っていかれ
反射的に自転車置いたまま全速力で追いかけたがまんまと逃げられ被害届出しに警察へ
でも最寄りの交番に行ったら不在で余計にへこんだ
電話かけたら「××はわかりますか」と隣町の交番の所在地を説明されそこで手続きすることに
そこの交番で警官と話してたときに椅子に座ってた嫁(市民)と目が合って
「ちょっと聞いてくれませんか、私髪の毛いきなり切られたんです」と話しかけられたのが初めての会話
支援
警察官と間違われて話しかけられたのか?
俺が被害報告してるときにすでに横の嫁も椅子に座ってたし
警官と間違えられたわけじゃなくてただの愚痴な
聞き取りの準備してもらってるときに手持無沙汰にしてたら嫁が話しかけてきただけ
それでこっちも荷物盗られたことを嫁にちょっと話してしまったんさ
結末までヨロ
結末っていってもドラマチックな展開もなにも無い
嫁が受けた被害のほうは後日に女の子のスカート切ったとかで取り調べられてた男と同一だったみたいで落着してたけど
俺の方は事情も説明して届も作ってもらって盗られた荷物も探してもらえたのに見つからなくてね
財布はちょうど飲み物買う時に持っていたし携帯もポケットに入れてたのが救い
盗られた鞄の中に入れてたのが時計屋で修理してもらうはずだった時計と買ったばかりの文庫本と
バスカードとか小物類だったのは覚えてても、特徴聞かれたって犯人のほぼ後ろ姿しか見てなかったし
盗っていったやつの行方もわからんままだ
それで嫁とは、交番で届作ってもらった帰りにバス乗り場で待ってる時も愚痴り合いながら帰ったんだけども
そしたら△△署は何なんでしょうね、ちゃんと仕事してるんですかねって話になって
嫁も俺と同じく最寄の交番が不在だったために隣町まで来てたってわかった
交番にいたとき兄に電話して、放ってきてしまった自転車も持って帰ってもらっていたから
時間も時間だったしその後は食事
フードコートが混んでたから近くで食べてた嫁に相席させてもらい
それから話し込んで別れ際に嫁に連絡先ちゃっかり教えた
年齢は伏せておくが嫁からすれば学生の坊ちゃんに聞かれちゃったとしか思ってなかったらしい
嫁は大学生活を送っていなかったのもあってってどんな感じのことを話すのだろうと少し興味がわいただけとは言ってた
嫁は社会人経験があるだけに落ち着きもあって居心地がよかったし、話を聞いてても新鮮で楽しかった
彼女が自分なりの軸を持っていてぶれないところも尊敬してたしね
たびたび遊びの約束とりつけてるうちに俺が好意をもってることに嫁もなんとなく察してたみたいだけど
まさかな、という気持ちのもほうが大きかったらしい
俺も自分に自信がもてなかったので気持ちを伝えたのも就職が決まったときにようやく、といった感じ
結婚前提(のお付き合い)ならと言われて勿論承諾した
嫁としてはこれで俺がひいて断るだろうと考えてたらしいがね
結末としてはこんなんです
じゃあ交際まで書いたついでに書かせてもらいます
就職後は極端に薄給ではなかったが一人暮らしを始めてようやく貯金についても甘く考えていたことに気付いた
この頃は仕事もまだ一人前にできてないのに、とも思っていたし一人でやりくりするのが精一杯
例の結婚前提って話に軽く返事したことも反省した時期でもある
一人暮らしが長かった嫁に節約方法聞かせてもらって参考にしたこともあったな
何度か金の話をした記憶はあるんだけど、2年近く経って貯金の目標金額の話と改めて将来の話を持ち出したら
嫁は「本当に考えてくれてたんだ」ってポカンとしてた
前提なら、と言ったときに俺が間違いなくひくだろうと思っていて
あのときは俺との先の事も全然考えていなかったこともこのときに聞かされた
それと自分に自信があったわけでもなく、飽きたらすぐに振られるだろうとも思っていたらしい
「私の事をいつも考えてくれるのが嬉しかった 一緒にいるのも当たり前になってしまっていた
ただ自分より若いのだし良い人が見つかったら俺に振られてもおかしくはない、そのときは受け入れる」と嫁が考えていたなんてしらなかった
それで「ちゃんと覚えててくれたのも実行しようとしてくれてるのも有難いけど無理をしていないか心配」という嫁に
無理はしていないことも本気だということも伝えて(嫁はこれがプロポーズだと思ってたらしい)後日に嫁家に挨拶へ
その後俺の実家にも紹介して一応双方の親公認になった
ただ嫁の妹が俺と同じ歳だったせいか嫁母だけは俺の年齢を聞くなり、終始「本当にこっち(姉)で大丈夫?」と聞いていた
久し振りに実家に帰省した時に「嫁さんはいい人だと思うけど、早まってない?もっと遊んでからとか」という兄と反対に
親父は「珍しくもないし世間体なんて気にするな。しっかりしたお嬢さんだし、出来ればもっとしっかりした男がふさわしいが
お前がちゃんと覚悟を決めたんだったらそれでいい」
お袋は「これで息子二人とも独身というのは免れそう」と胸をなでおろしてた
それからは泊まりが主の半同棲後、1年後に改めて結婚の申し込みという流れでした
ついでにいうと今の仕事柄、束ねるより短いほうが楽だからと去年ぐらいから嫁が髪を短くしてるんだけど
最近はそれが横向きから見ると(量はさておき)ちょうど初めて会った日と雰囲気が似てて懐かしかったりするんだ
夜分に失礼しました
乙
母親陣は女性だからか年齢が気になるのかねぇ
両親が微妙に息子二人をdisってて笑った。