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俺が見た天才について話そう
1:名も無き被検体774号+ 2013/10/24 20:23:47 ID:E+4kv3kRi

6: 名も無き被検体774号+ 2013/10/24 20:29:07 ID:E+4kv3kRi
スペック
俺
身長174体重62くらいのフツメン
高校では帰宅部で勉強もクラスで真ん中くらいの可もなく不可もなしな奴
変なやつ
身長163くらいのガリガリでそこそこイケメン
イニシャルがKなので以降Kと呼ぶ
そいつとは高校に入ってから同じクラスになったんだ、最初の印象はずっとイヤホンつけて本読んでたから暗い奴だなって感じだった
Kに興味を持つようになったのは新学期恒例の自己紹介の時だった
俺は普通に出身中学とか趣味とか言って適当に終わったんだ
Kの番が来て起立したんだけど最初はずっと黙ってたのね、そこで担任がどうした?とかそんな感じで声をかけたの
そしたらKは「あー、好きなアイスはスーパーカップのチョコチップです」とだけ言って座ったんだ、それを聞いてたやつとか先生は彼のネタだと思って笑って「緊張してるんだなー」とか言ってたけど俺の見た感じKには緊張してる様子もふざけてる様子もなかった
そんなことがあってKはその後の休み時間では人気者で5,6人に囲まれてた、俺もちゃっかりその輪に混じってた
どこの中学から来たの?とか名前は?とかそんなことを質問されてた気がする
俺はそんな会話の流れで友達でもできればなとただ突っ立ってた
Kはどの質問にも答えないで囲んでるやつの顔を順に見てるだけだったんだが俺の顔を見て「あなたチンチラっぽいな」とだけ言って教室を出て行った
その日から俺のあだ名はチンチラから転じてチンチンになった、この恨みは今でも忘れない
それからなんやかんやで数日が経った
俺はKのおかげかどうかは定かではないが「うぇーいwww」とかそんな感じで話しかけられることが増え友達も数人できた
Kはまともに会話をしようとしないため早速孤立しいつもイヤホンを耳につけて寝ているか本を読んでいた
そんなKと親しくなるきっかけになったのは体育のマットの授業の時だった
二人一組で柔軟をするんだが並んだ順の隣のやつと組むことになりそれがKだった
柔軟のときに先に俺が背中を押してもらう側だったんだがKは容赦無く全体重をかけてきた
俺はあまりの痛さにKを払いのけ「ばかじゃねえの!」とかなんかそんなことを叫んだ
Kは特に悪気もない様子で「最初に行くとこまで行っちゃえば楽かなと……」とか言ってた
腹が立ったので仕返しをしてやろうと交代して俺がKの背中を押した
するとペタンと体操の選手のように床と水平に体がついてしまった
なにかやってたのか?と聞くと「うちのトイレ狭いから」とわけのわからないことを言っていた
その時間二人一組での行動が続いたため俺が色々と話しかけたのだがいまいち話は噛み合わず収穫は特になかった
それからはなんとなく移動教室などの時は俺がKの席まで行き適当な雑談をするというのが通例となった
それを見た周りのやつは「名付け親に懐いたのかい?www」などと茶化してきていたが周りのやつもなにかとKに話しかけては的外れな返事をされるという一連の流れを楽しんでいた
一月も経つ頃には大体のイメージやキャラが確立されていきKは変な面白いやつみたいな立ち位置だった
そしてテストの時期がやってきた、俺は中学の頃から一夜漬けを心情としておりその時もその姿勢をまったく崩すことなくテスト当日を迎えた
当日の朝はみな教科書やらノートに向かっていたがKだけはいつも通りイヤホンをつけて空中を眺めていた
俺は今のうちに余裕をぶっこいて痛い目みればいいさとかそんな風に思っていたと思う
そして結果が出たのだが俺はだいたい平均点か少し上回る程度の点数を取っていた、Kはテストを返却されてもすぐにカバンに突っ込んでしまうため盗み見ることはできなかった
60前後くらいだったと思う
うちのクラスでは教科ごとと総合で10位以内の人のランキングが発表されるのだがそれを見て驚愕した
ほぼ全ての1位をKが独占しているのだ、これにはクラス中がKやべー!だの天才じゃん!だのと騒いでいた
Kはイヤホンをつけて机に突っ伏していた
俺たちの通う高校はそこそこ頭のいいやつが行くとこと地元で有名なレベルのとこなのでテストが簡単ってわけではないと思う、そんな中こんだけの点数をとるのだからきっと家で猛勉強したに違いない
そう思い俺はKに話しかけた
聞き方は最悪だと思うがK相手だと問題はない、Kはいつも通り特に抑揚のない声で「え、授業でやったじゃん。あ、授業字数の話?」などと宣った
「隠さなくてもいいんだぞ、努力は恥ずかしいことじゃない」俺はきっとこいつはミサワ的な全然勉強してねーわーってやりたいやつなのだと思いそう言った
だがKは嘘をつく様子もなく「家で勉強したことはないかなー」と涼しい顔で言った
そんなわけないと反論しようと思ったが「それに教科書とか全部棚においてあるし」と教室後ろの生徒が自由に使っていいとされてる棚を指さされながら言われ何も言えなくなった
そしてこのことが偶然でも嘘でもないことは今後のテストで思い知らされることになった
Kは所謂天才と呼ばれる部類の人間なのかもしれないとこの時から思っていた
テストの件でKの株はあがりまくり非常に腹立たしいが顔もそこそこ良かったので女子にもモテはじめていた
ただKは浮かれるでもなくいつもの調子だったのでそこには好感が持てた
しかも女子からアドレスを聞かれたKは「あ、俺電話持ってないんだよね。ほら、電波とか浴びるとさ扁平足になるって言うし」とか適当なことを言っていたので段々と電波な人という認識になっていった
俺もKがいないところで「あいつ新生児にしか欲情しないらしいぜ」とか言って必死にネガキャンしてた
さらにKは運動も出来た、うちの学校では夏と冬に球技大会がある。
Kと俺はサッカーに出場することになったのだが所詮一年生なのだから勝てるわけないと全員が諦めムードだった
ただ1人Kだけは「サッカーは素晴らしいスポーツだね」と体育での練習の段階からやる気だった
そのくせチームでの練習には参加せず1人でバドミントンをやってた
一人でバドミントンてどーやんだ?
リフティング?って表現が正しいかわからないけど羽を1人で上に打ち続けてた
そんなこんなぐだぐだな感じで大会当日を迎えた
くじ運が悪く最初から2年生と当たってしまいチームのモチベーションは最悪だった
俺は未経験なのになぜかフォワードになりKはボランチを任されていた
まあ楽しもうかみたいな感じで相手のボールから試合がスタートした
次の瞬間ボランチのはずのKが猛ダッシュでボールを取りに行き簡単に奪ってしまった、みんな驚きつつも「Kぱねえ!」とか言いつつ1人で前線までボールを運ぶKを追いかけていた
ゴール前までボールを持って行ったKはそのままシュートすればいいものをちょうど走ってきた俺へボールをパスした
目の前にはキーパーしかいなくいきなり最大のチャンスが到来した
俺は思い切りボールを蹴り見事に枠を外した
「おいーしっかりー!」などと言いつつも皆Kの意外な才能の発揮で勝てるんじゃないかという希望で満ちた顔をしていた
その後Kはしっかり守りもやってくれるため失点してしまうこともなかった、そしてこちらにも一応サッカー部のやつが何人かいたので結構いい試合になっていた
だが試合が進むに連れ相手の2年生のプレーが荒くなってきた、サッカーでの審判はサッカー部の1年が務めることになっているので2年生チームのサッカー部の先輩に怒鳴られるのが怖いのか多少の荒いプレーだとファールを取られることはなかった
そんななか悠々とボールを運ぶKだが一向に自分でシュートを打つことはなかった、そしてセンターラインあたりでKが出したパスが俺の元へと再びやってきた
未経験なりに必死でドリブルをして先ほどの失態を挽回せねばと思ってる時だった、相手チームのディフェンスが俺のボールを取りに来てその時襟を思い切り掴まれ転ばされてしまった
転んだ俺につまづき相手も転びボールだけがコロコロと転がっていった、俺は転んだどさくさに紛れて肘で殴られたり蹴られたりした
そこへ走ってラインからボールが出る前に追いついたKは俺の方を振り返りボールを止めた
そしてラインの外へボールを蹴り出し地面で見にくくもみ合いになってる俺たちの方へ来て相手である二年生の顔をいつもの無表情に少し笑みを足したような顔で思い切り蹴り上げた
はじめ何が起きたのかイマイチわからなかったが鳴り響く笛の音と走ってくる先生の姿、そしてすぐ隣で顔を抑え手の隙間から止めどなく血を流す2年生の姿をみて状況を理解した
Kは2年生の前でしゃがみ込み「サッカーは素晴らしいスポーツなんだよ」と言い残し先生に連れられて行った
この時は流石に狂気を感じた、Kは特に抵抗する様子もなくむしろ自分から進んでグラウンドを出ていった
皆最初は呆然としていたが2年生が次々と怒号をあげそれをなだめるのに周りの教諭が集まってきていた
結局試合は数分後にKと蹴られた選手を退場させて続行された、Kが抜けた穴は大きく二つの失点を許し俺たちは初戦敗退となった
Kはその後相手の2年生にも非があったなど考慮され2週間ほどの停学で済んだ、相手の2年生がどの様な怪我だったのか詳しくは知らないがあの様子だと鼻くらいは折れてたのではないだろうか
停学が開けたKはちょっとした英雄的な視線と畏怖の視線の両方にさらされていた
ただ本人はいつも通り気にする様子もなく色々と立った変な噂も時間と共に消えて行った
俺はその一件のあとKになぜあんなことをしたのかを聞いてみた
「サッカーは楽しくないとサッカーじゃないんだよ、だからお前にもゴール決めてもらいたかったし。残念だねー来年がんばろー」
ただただ純粋にサッカーを楽しもうとしていただけのこいつにあんなことをさせた責任の一端は俺にもあるよなと思うと申し訳なくなった
書き始めたはいいけどこんな奴がいたんだってだけで特にオチはないんだよね、だから思い出したことダラダラ書いてくだけになるけどいいかな?
Kとはもう連絡とってないよ
取れない、でなく、取ってないなのか
あ、じゃあその話も追い追い
じゃあ文化祭の時の話
夏休みが明けてすぐに文化祭があるんだけどうちのクラスはどうする?ってなってテンプレートのお化け屋敷とかメイド喫茶とか出たけど結局1年生は初めてだし簡単な焼きそばと焼き鳥を校庭の出店で売ることになった
準備期間中はみんなワイワイ看板作ったり材料の買い出ししたりで楽しそうだった
Kはこの時はまっていたのかは知らないがずっとゲームボーイでドンキーのゲームをやってた
だがKにもなにかやらせないのは不公平だということで(主に俺がサボりたいから押し付けただけだが)焼きそばに使う具材を切る係りに任命した
おもしろい
そんな昔の話ではないよー、今だに俺も64やったりするし…
本当に偏差値高い学校なのかよ
偏差値高いところの方が校則とかの自由度が高い分ねえ…
もともとカット野菜を買うつもりだったが加工されたのは高いということで事前に下ごしらえとして野菜を切り肉も細かく切る必要があった
だがここでも俺は失態を犯す、Kは料理までもなんの問題もなくこなすのだ
テレビで見るような高速とまではいかないもののリズム良くトントンと切っていく姿にクラスの女子は黄色い声をあげていた
俺はメニュー表を書くために持ったペンが震えていた
なぜそんなことまで出来るのか問うたところ「他にやる人がいないから」ということだった
この頃から彼の家庭環境も気になり始めていた
そして当日、文化祭は2日に分かれていて1日目は生徒公開日2日目は一般公開日となっている
基本的に一年生の出店の位置は他の高学年が選んだ後の余った場所となるため案の定我らのクラスも校庭の端のあまり人のこなさそうな場所になってしまった
それにより目標としていた半分も売ることはできず1日目は終了した
俺は学祭バンドを横目に携帯をいじっていた
次の日、サボっていることがばれた俺とKは客を呼び込む係りになってしまった
初日はただ店で待っていたから客が来なかったと考えたらしい
ただ俺はともかくKを呼び込みに使うとはどういう了見なのだろう、たちまち客足が遠のくことは容易に想像できる
一般公開日ということで老若男女様々な人が来校し初の高校の文化祭というものの空気に当てられ俺は浮かれていた、普段はそんなに誰かれ構わず声をかけられるようなタイプではないがその日は例外であった
ほぼ俺の頑張りにより1日目の売れなかった分は午前のうちに売り切ることができた、だがしかし2日目のノルマがどっさり残っている
時間が経つに連れ食べ物系は売れなくなってくる、既に誰に声をかけても断られる状況が続いていた
それでも声をかけ続けていると校舎の端の方でゲームボーイをやるKを見つけた、俺がこんなに頑張っているのにこいつはドンキーコングの投げる樽をかわして遊んでいたのかと思うと腹が立ってきた
「おいおいK、俺の分のノルマは終わったからな。あとは全部お前が売り切るんだぞ?まあせいぜい頑張れよ」
俺の分のノルマとか特に決めてはいなかったがこいつがこういう姿勢なら俺だってもうやってられん、お願いしてきたら手伝ってやらんこともないというスタンスだ
だがKは「あ、そうなの?お疲れ、頑張るよ」とだけ言って店の方へ向かって行った
ドンキーコングって敵なのかよw
ドンキーコングがピーチを攫ってそれをマリオが助けるやつ、最近の人は知らないのかな……
正直もう誰も売り切ることは出来ないと思ってたのでまあいい勉強になったよねという空気だった、そもそも最初に見込んだ量が多いんだとかそんな風に思い込んで仕方ないということにしようとしてた
俺は疲れたので出店の中のベンチで座ってKがどうするのかを眺めていた
Kは「借りてきた」とだけ言ってでかいトレイを持ってきた、どうやらそれに焼きそばと焼き鳥を入れて移動販売するつもりらしい
まあ考えたなとは思ったがこれで売り切れるとは考えられない、だがクラスの奴らはやけになったのか作った全てのパックをKのトレイに乗せ山積みになっていた
もうどうにでもなれという感じだった、Kは少し重そうにしながらとぼとぼと歩いて行った
Kに全ての重荷を任せた俺たちは勝手に全部終わったような顔して何処かのクラスから買ったタピオカジュースで打ち上げのようなものをしていた
俺はKがどうするのか気になってはいたがどうせ売れ残ろうと学校の金だし皆で食えばいいのだからなんの問題もないだろうとタピオカをすすっていた
3,40分経った頃だろうか、空になったトレイを持ったKが帰ってきたのは
にわかに信じ難い光景に俺は咄嗟にこんな疑惑を口にした
「お前どこかに捨ててきたんじゃないだろうな!」
するとKは首にかけてた財布をひっくり返しトレイに小銭をぶちまけた
「多分足りてると思うけど……」
意味がわからなかった
能力の例
- ランダムな年月日の曜日を言える(カレンダー計算)。ただし通常の計算は、1桁の掛け算でも出来ない場合がある。
- 航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起こすことができる(映像記憶)。
- 書籍や電話帳、円周率、周期律表などを暗唱できる。内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。
- 並外れた暗算をすることができる。
一応健常者だと思うけど…
調べたらなにか出たかもしれんね
その場にいた奴らが次々にどうしたのかをKに問いただした
けっこうな量があったから不思議に思うのは当然だ、俺だってわけがわからない
Kはいつもと同じ平然とした顔で「朝のうちに頼んでおいたんだ、昼はうちで買ってくれって。あそこで工事やってる人たちに」
Kが指を差す先には大きな建物が立つ予定の工事現場があった
「あと余ったのはその辺の人に声かけたら買ってくれたよ」
俺だってかなりの人に声をかけて断られ続けたのにこいつはいったいどんな手を使ったんだ
これがフツメンとイケメンの差かと絶望した
その後担任はその売り上げで人数分のアイスを買ってきて全員で食べた、余った分は来年の文化祭に回すらしい
なんやかんや一年生にしては十分成功と言える結果に終わった
Kはゲームボーイを無くしてしまったとアイスを咥えながら探し回っていたのがすごく記憶に残っている
結局見つかることはなかったらしい
1年の文化祭はそんな感じで終了した
Kの偏食の話
昼休み、俺はいつも母が弁当を作ってくれるのでそれを数人の友達と共に食べるのだがKはほとんどが机に突っ伏して過ごしていた
たまに忘れてたことを思い出したかの様に立ち上がって購買に向かう姿を目にする程度だった
いつも決まって胸焼けがしそうなほど甘そうな菓子パンばかりを好んで食っていた、見る限りでは蒸しパン系が好きらしい
たまたま俺が弁当を家に忘れてしまった日、授業が終わりそのことに気づいた俺は仕方なく購買へ行くため席を立った
その時Kも昼食を食う日らしく教室を出ようとしていたので俺から声をかけて一緒に買いに行くことにした
「お前だいたい食わないで寝てるけど腹減らないの?」常々疑問に思っていることを聞いてみた
「宗教上の理由でね」とさらっと言われた、断食的なものなのだろうか
「いったいどこぞの神様を信仰してるんだい?」と聞いてからあまり深入りするのはダメだったかなと後悔したが「自分さ」という返事を聞きいつもの適当なあれかと安心した
続けてKは「腹が減るのは最初だけだよ、一線を越えると平気なものさ」と言っていた
ガリガリなんだからもっと食えばいいのにと思ったがそんなことを忠告してやるほどお人好しではなかった
購買に到着し俺はなにか弁当とおにぎりを注文したと思う、Kはいつも通り蒸しパンを一つだけ買っていた
「なんでいつも菓子パンなんだ?」
「普通に飯を食って分解して糖を取り出してって面倒だろ?だからダイレクトに甘いものを食べるんだよ、好きだしね」
栄養面とかもあるしそうも言ってられんだろと思ったが「角砂糖でも食ってろ」とだけ言った
「君は砂糖で腹が膨れるのかい?」という最もな返しをされてこいつに口では勝てそうにないことを悟った
その日は成り行きでKの前の席を拝借し向かい合うようにして目の前で買ったばかりの弁当を食ってやった、こいつがまともに会話をしてくれる日が珍しかったからもう少し話したいと思ったからだ
少しずつちぎりながら蒸しパンを口に運ぶKは俺が前に来ても嫌な顔一つせず迎えてくれた
「甘いもの好きなんだな本当」と言うと少し微笑み頷いた
「糖尿病になるぞ」と言うと「そうなったらインスリンに練乳と蜂蜜ぶち込んでがぶ飲みするよ」とかなり不謹慎なことを言っていた
その後話したことによると好きなものは甘いものと肉、嫌いなものは野菜と生ものだそうだ
それから、たまにKが購買へ行って菓子パンを食べる時は俺も一緒に向かいの席で昼飯を食べることにしていた
その日もちょうどKが昼飯を食う日で俺はKの向かいの席で母お手製の弁当を食っていた
そして適当なことを話していると大きな声でぎゃーぎゃー騒ぎながら女子の3人ほどのグループが教室に入ってきた
最初はいつものことだし特に気にしてなかった、そのリーダー的な存在のチャラチャラした女が急に静かになりこちらの方へ歩いてきた
俺たちの座ってる席の隣ではいつも一人で静かに本でも読んでるような地味な女がいるんだけどさ、その席に誤ってぶつかったフリをしてチャラ子は地味子が食ってる弁当を床に払い落とした
俺たちの座る席と地味子の座る席の間の通路にびちゃっという間抜けな音を立てて弁当は床に広がった
「あっ、ごっめーん」とチャラ子は悪びれる様子もなく取り巻きの女と笑っていた
今までもこの地味子は足をかけられたりみんなに聞こえるように悪口を言われたりといじめられていたのだが誰もそれを咎めはしなかった、関わらないようにしてたってのが正しいと思うが
その時もみんな一瞬静まり返ったものの何事もないように普段通りの昼休みを続けていた
俺は胸糞悪かったがそれよりもKのことが気になっていた、Kは地味子とKの席の間の床にぶちまけられた弁当を見つめていた
地味子は無言でそれを片付け始めた、俺は見ていられなくて飛び散った汁とかを一緒に拭いてた
「地味子~、それ食べなよもったいなーい」とチャラ子が取り巻きとへらへら笑いながら言った時だった
Kが立ち上がった
支援
中学ならともかく、今時底辺校でもそんな高校中々お目にかかれんぞ
ほんの一部の人間がそうなだけで大半は俺のように普通なのばかりだよ
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