完璧美人な先輩嫁のウワキ疑惑。。　先輩「明らかにしている。けど俺にはどうしようもない（泣）」俺「こういう方法でやればいいんですよ」先輩「！」　→　なんと社内を崩壊させることに、、

きっかけは。
飲みにいった時、酔った先輩から「明らかに嫁が浮気してるけど、どうしょうも無い」と愚痴を聞いたこと。
先輩嫁が怪しいと思う事は多々あって（レス・スマホから離れない・甘い声で電話・会社と関係ない飲みが多い）。
思い余って問い詰める事数度、いつも『証拠があるのか』『信じて無いのか』と言い負かされ、
最終的にいつも謝らなければならない羽目になってしまうとのこと。

スマホのガードは固くてつけ入る隙無し。
家探しも成果なし。
勿論、間男の情報なんて掴めていない。

しかも、先輩嫁は先輩と同じ会社で、階級的には上司（年上嫁・別部署）。
財布も握られていて、小遣い制だから興信所も弁護士なんて無理だと思い込んでた。
何の証拠も無いのに離婚だと騒ごうものなら仲人のお偉いさんの顔を潰してしまうなんて状況。

「俺が我慢するしかないんだよ」と。
二度目に飲んだ時は、初めて相談してタガが外れたのか男泣きに泣いてね。

見かねて、気団板のテンプレ通りの行動を勧めた。

ボイスレコーダーを貸して暴言の録音。
嫁に黙って金の確保は難しいとの事だったので、興信所・弁護士費用を利子無しで貸付。
お世話になった先輩な上に、信用度は同じ会社なだけに高いんで踏み倒される事は絶対に無いと思ったしね。
“文字だった修羅場を目の前で観戦できる！”って野次馬根性も少しはあった。

まあ、興信所や弁護士が入ってしまえば、俺はすること無かったけどね。

ただ先輩嫁の怪しげな行動がある曜日に偏ってたから、
費用削減の為にピンポイントで使う事や
証拠を叩きつけた後は、ＤＶ捏造や誘導に持ち込まれないよう、
接触は極力弁護士経由にする事をアドバイスした。

あと。
社内での出来事なので、会社に事情説明（という名のチクリ）しても問題は無い事。
ＤＶ捏造に気を付けて接触は極力弁護士経由にして、
出来れば社内でも嫁と接触しないようにすること。
先手を打って共通の知り合いに根回しをしておくことを勧めた。

この辺りも修羅場系のスレから仕入れた知識。

結果は先輩の圧勝。
多数の証拠は勿論、間男の素性も判明。
取引先にいた先輩嫁の元カレ。
取引先にもこの問題が知れたせいもあって、
先輩嫁は降格（先輩より下になった）の上、左遷。
間男も相当絞られて出世の道は無くなったらしい。
二人とも、年収がいいだけに慰謝料はかなり多額の支払いになった模様。

ただ、誤算は。
先輩嫁が同性に物凄く慕われていた事と、
この騒ぎに俺が参謀として暗躍したのがバレた事。

バレタというか、この系統の知識が全く無かった先輩が感動しまくって。

「あいつは探偵と弁護士の知り合いがいて、男女の問題にも法律にも詳しい！
金まで貸してくれる情の厚い奴だ。おまいら困ったらあいつに相談しろ」

という感じで触れ回ったらしい（また酔っぱらって）。

いや、どっちにも知り合いいません。
ＨＰで調べて良さげな処を紹介しただけです。
男女関係なく有責側が慰謝料払う事を知ってるのは常識です。
と言ったけど、先輩の中では謙遜ということになってるらしい。
不安だから興信所と弁護士事務所へ一緒にいったのが誤解を招いたみたいで。

で、先輩嫁はこの事で株が大暴落したとは言え、
元々、同性からは「美人で結婚も仕事も両立させている女の理想」という評価だった上に、
後輩への面倒見が滅茶苦茶良いし、セクハラやパワハラを受けた子を助けた武勇伝もある。
先輩の外面があまり良く無い事や、間男が元カレだったこと、慰謝料・降格の情報も流布されて、
なんというか「先輩嫁さん可哀想」「あんな男じゃ浮気もしたくなる」「元カレとの一度の過ち位で」的な雰囲気が形成され始めた。

そこへもって、完璧だった美人先輩嫁のｾｲ的スキャンダルに湧く男性陣。

・あんな顔してクソ汚い女だったのか。これだから女は
・俺も相手してもらいたかったよ、ぐへへ

の二パターンの下世話な話題が一時期、社内を駆け巡る。
社内恋愛も盛んだったから、話の肴になったって感じだなー。
先輩嫁は左遷されてるから、男の話題も声も遠慮が無い。
これには、先輩嫁を批判していた女性陣も眉を顰めるわな。
そうこうしてる内に、先輩嫁非難派（男メイン）と先輩嫁擁護派（女メイン）がぎすぎすした雰囲気を形成。

同時に俺へ相談事を持ちかける社員が増え始める。
“探偵と弁護士の知り合いがいる法律に詳しい人”扱いで。
（何度も言うけど、俺は修羅場系スレのテンプレ対処を勧めただけ。探偵も弁護士も知り合いじゃない）

相談は、男ばかり。
3カ月で5件あって、全て男女関係の問題について。
浮気関係が3件、価値観の違いが2件。

全部、結果的に別れる事になって（内２人が社内恋愛関係）、それがまた噂になって広がり、
社内の女性陣からは死神扱いされるようになってしまった。

浮気関係の相談では、例の反論テンプレは勿論、
考え方の一つとして、気団板で見た「トイレスプーン」の話を良くした。
トイレの水に浸したスプーンを洗ったら再度飲食に使えるか？っていう話な。
（一度の過ちでも許せなくなる感情は自然なんだよと、価値観の紹介的に）

それがまた女性陣のカンに触ったみたいで、俺バッシングが酷くなった。
逆に男性陣からの評価はうなぎ上り。

その時内緒で付き合っていた彼女は、先輩嫁擁護派では無かったものの、
なぜかトイレスプーンの話に激しく反応して、
「そんな考え方の人とは付き合えない！」と別れを告げられた。

「そんな考え方って。トイレスプーンの話に”心当たり”でもあるの？」

と言ったら。
物凄いヒステリーを起こして灰皿投げつけられた。
という訳で、６人目の修羅場は自分自身になってしまったという想い出。

今でも社内での男女仲は最悪。
俺自身も、恋愛絶対殺すマンとして扱われているｗ

>>826
当時、うちの会社は外資的なリベラルな雰囲気があって、社内恋愛が盛んだったのも理由かもね。
先輩嫁があっという間に職場から消えてしまったのも現実感を喪失させたのかも。

下世話な男たちの欠席裁判から、何も言えない先輩嫁さんを守らなきゃ的な雰囲気が確かにあった。

彼女がトイレスプーンの話で激怒したのは、
どうやら俺への相談で破局したカップルの女側が親友だったかららしい。

その相談内容は。

・彼女の前カレが、昔、新人の自分を見下して苛めぬいた中年上司（不倫）だった。
・その上司に捨てられた後、自分と付き合ったことを3年目の婚約直前にして告白された。
・彼女は、自分がその上司を彼氏が嫌いぬいていた（&彼を苛めていた）事は、付き合う前から知っていた。
（だから、ずっと黙っていた）

でも、今月その上司は転職するし、時効だよね？
婚約前に正直に話しておく。

ってな事。
そこで、元ネタとは違うけど「トイレスプーン」の例を出した。
大切に使っていたスプーンが、以前トイレにて○○○に浸されていたと解ったら、もう使えないと思うのも仕方ない。
というように。

結果、破局。
それに対して、浮気した訳でも無いのに酷い！！！と女性陣（彼女含む）は激オコ。>>820に至る。

良かった、ありがとう。

このカップルの破局が、なんか色々と現状を決定づけたみたいで。
どうやら、俺の彼女も含めた職場の女性陣は、
その女の事を「スケベ野郎から解放されて、やっと幸せを掴める」と
相談者へ告白する前の片思い時期からずっと応援してたらしい。

特に親友だった元カノは親身になって恋を応援して、相談者の彼女も彼氏に献身的に尽くしたらしいんだ。
それを、あんな喩えで貶めるなんて･･･････という事らしい。

いや、でも。
まあ、生理的に無理になったら無理だろうと思うんだけどね。
相談者彼女にとっては何年も時効話でも、相談者にとっては現在進行形の大事件なんだし。

巻き込まれた風をよそおってるけど自らつっこんでいってる気がしてちょっと
スプーンの話、よくできるなと
許せる許せないは個人の裁量だと思うけどなあ
そこを踏み込んでいくから死神みたいと言われるんだよ