だが嫁はそのまま改札抜けて、駅近くの個人経営の和風ファミレスに連れて行かれた
メニューを渡され「私のおごりだから好きなの頼んで」と言われ、わけわからず「店長おすすめモーニング」を頼んで食べた
しばらくして嫁から置換をした理由を聞かれた
俺は咄嗟に「魔が差した」とそしてイジメにあっていて、自暴自棄になり置換をしたことをはなした
嫁「痴漢する相手は誰でも良かったの?」と聞かれ
俺「誰でもいいってわけじゃない、どうせ捕まるなら叶わぬ恋とわかっているあなたにした」
とまた都合のいいことを俯きながら喋った
嫁は「もう痴漢なんかしちゃダメだよ」とクスクス笑っていた
そして、「お姉さんとデートしよ」と俺を連れ出し遊んでくれた
デート中に憧れから好きに変わっていった
別れ際に俺は土下座して嫁に謝罪した
俺「痴漢してごめんなさい。よかったらまた遊んでください」とお願いした
嫁は「いいよ。また遊ぼうね」と即答してアドレス交換した
その日から毎日嫁と連絡し合った
3ヶ月後、いつものデート中に玉砕覚悟で告白して交際を申し込んだ
意外にも即答でOKされた
嫁「これからよろしくね」と笑顔で抱きしめてくれた
1年後俺は卒業大学あきらめ就職することにした
その時嫁は歯科助手として働いていた
働き始めて2年、嫁は態度が冷たくなっていた
浮気?とか思っていてお互いぎこちなかった
デートはするがあまり話すことがなくなっていた
ある日嫁から話があると言われ、例の和風ファミレスに呼ばれた
俺は嫌な予感しかしなかった
店に着くと嫁が先に来ていた
隣には知らない中年男性がいた
俺「ああ、別れ話されるんだろうな・・・・」と心の中で泣いていた
たしかに俺は4歳年下で頼りない
デートも3:7の割合で嫁が多く払う
愛想つかされて当然と自覚し、別れを受け入れる覚悟を決めていた
席に座り、男性が会釈してきたので俺も会釈を返した
「嫁、こんなオサーンと二股かけてたんだな・・・」
とやるせない気持ちで泣きそうだったけど
なんとか堪えて作り笑いしていた
すると男性が「娘がお世話になっております」と挨拶
俺キョトーンとしていた
嫁が「私のお父さん」と紹介した
俺は慌てて「ここここちらこそお世話になっあwせdrftgyふ」
とわけわからない挨拶した
一気に笑い始める嫁と嫁父
安心したのか、緊張の糸が解れて、ここで溜め込んでいた涙が一気に溢れ出した
嫁「ね、感情豊かで優しい人でしょ」
嫁父「ああ、年下で少し頼りなさそうだが、お前を幸せにしてくれるだろう」
俺「ふへ????」
嫁は嫁両親から見合い話持ちかけられ、彼氏がいることを初めて親にはなしたらしい
そこでどんなやつか追求されなんて説明していいかしばらく悩んでいたらしい
それで無言が続いたデート中に、それでも必死でエスコートする俺が愛おしく、俺の気持ちに応える為、親に俺のこと話した
嫁両親は始めは反対していたらしいが嫁が説得し、嫁「とにかく会って見てください」と俺を呼び出した
それ聞いて俺は力が抜けてしまったよ
悩んでいた事がこんな結果だとはね
だが俺は嫁とのこと真剣だったし、結婚も考えている時期でもあったので
俺「お父さん!娘さんを僕似ください」と早まったことを言ってしまった
嫁父「まだ早いわ!っていうか、ここで言うなよな!www
来週予定開けておくから、改めて貰いに来なさい」と
嫁「よかったね」と人ごとみたいに言っていた
そして見ていた周りのお客さんが拍手をしてくれていた
知らないオサーンが「泣き虫兄ちゃん良かったな」と囃したてられた
その後キチンと挨拶に行き
半年後に結納
1年後に結婚した
今は子供が2人できた。
結婚して子供ができると嫁は変わるというが俺たち夫婦は毎週デート(子供付きだが)したりで変わりなく仲の良い夫婦でいる
昨日3人目ご懐妊の報告があったので記念カキコ
拙い文章すみませんでした
>>701の馬鹿野郎、無茶しやがって…
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災い転じてなのか塞翁が馬なのか分からんが、完走乙!
だがはっきり言おう痴漢行為イクナイ!
3人もいたら今後大変だろうがイクメンパパ頑張れ。
まあ、相談も無しに父親ご対面はとんでもないな。
おまいに結婚を強要したくないから見合いの話をいいだせなかったのだろうが。
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