793: せをはやみ 05/18(土) 19:05:40.22 ID:PcTFXruD!
海外子会社設立のプロジェクトに抜擢されたオレ。
赴任の前に結婚しないと一生独身だとあせり婚活。
オレは犬キチで大型犬を飼っている。
そのため、犬好きの女性を紹介された。それが嫁。
しかし、初めて会った時は、オレ史上最悪の大失敗だった。
どう言う会話の流れだったか覚えていないが、オレはネトウヨで、嫁は平和教育全開。
全然、ロマンチックもクソもない、ほぼケンカ別れ。
最悪の第一印象を与えてしまった。
(後で、嫁に聞いたら、この人とは、絶対ない、とその時は思ったらしい)
しかし、メアドと電話番号はゲット。
その翌週からは、長期海外出張。
犬は親に預ける。
海外出張中、その国で起こったこと、変わっているところ、良いところ悪いところを、メールした。
もし、うまく行ったら、住むことになるかもしれない国のことを知らせたいというのもあったけど、
正直なところ、ブログに載せるネタを、ちょこっと改変して送っていただけなんだけど。
海外のことを書くと、それは日本のことを書くということ。
それを読んで、嫁はオレが、どうしてネトウヨなのか、ネトウヨは戦争したいわけじゃなく、
平和を求めているから強行に出るべきだと考えているとか、よく分かったらしく、話しを聞いてやろうと言う気分になったらしい。
(実際には、オレはネトウヨどころか、学生時代からリアルに拉致被害者救出運動とかしてたんだけど)
その他に、犬談義でも盛り上がった。
長期出張を終えて帰国。
それから、毎日のように携帯に電話した。
今度は犬連れで公園デートすることになった。
犬キチのオレとしては、彼女選び、嫁選びの時に最も重要なポイントは、犬に対する態度だ。
オレの持論として、犬をちゃんと飼えるヤツは、ちゃんと子育てできる。
犬を飼っていても、アクセサリーやおもちゃのような飼い方をするヤツは、自称犬好きでもオレの敵だ。
嫁の犬の扱い方は完璧だった。
大型犬を飼った経験もあったし、犬との接し方がキチンと責任感もって接してる。
小学生の時から、ずーっと犬を飼い続け、独身一人暮らしでも犬を飼い続けた犬キチのオレの目から見て間違いない子だと思った。
凄く気に入って、次回のデートでは、結婚を前提に付き合って下さいって言おうと決意して、その日はお開き。
帰り道、ガソリンを入れてるときに、メールで和歌の上の句を送ってみた。
せをはやみ いわにせかるる たきがわの
われてもすえに あわんとそおもふ
と下の句が返って来た。
その瞬間、絶対、この娘と結婚すると決めた。
嫁も、そう思ったらしい。なんて教養のある人だと思ったらしい。
でも、それは大きな勘違いで、オレが、この和歌を送ろうと決めたのは、オレは落語マニアで、
崇徳院と言う落語からパクっただけ。
更に予想外の急展開。
公園デートしていたところを、嫁の妹に見られていた。
そして、嫁の両親に「ねーちゃんに男がいる」と報告が上がった。
嫁の父が、誰だ?連れて来い!って状態になっちゃった。
2回目のデートで嫁父に何て言おう?と相談。
そこで結婚を前提に付き合ってくださいと正式表明で了承をもらう。
3回目のデートでプロポーズ。
初デートからわずか1ヶ月。
出会いからわずか4ヶ月。
そして嫁実家に挨拶に行った。
嫁父にとっては、娘に男がいる情報をつかんでから、
わずか1ヶ月で娘が結婚相手を連れて来たと言う電撃攻撃だが、実際、オレと嫁にとっても電撃だった。
あまりに進展が早すぎて、家に挨拶にいったころには、お互い、まだ敬語で話してたぐらい。
嫁の実家に行った10ヵ月後に海外赴任が決まっていたので、結婚式は半年後ぐらいに・・・って行ったら、
妹嫁が妊娠中だから、生まれる前が良いからもっと早くしろといわれ、3ヶ月後に結婚式をあげることになった。
初めて会ってからわずか7ヶ月。初デートから4ヶ月。
いやあ、30過ぎまで独身で、色々あったけど、結婚しようとしても、できないときはできないけど、
決まるときは、自分以外の力が働いて、ドンドン話しが進んじゃうものだなと、
縁と言うか、不思議な力を感じた。
何より、嫁を紹介してもらえるきっかけになり、嫁がオレに興味をもつきっかけになった、ウチの犬GJ。
今では、嫁は立派な安倍支持、核武装容認論者になり、子供を二人授かり、授乳期間中なのでミサイル胸になってる。
ノロケさせてくれて、どうもありがとう。
いましあわせでいいじゃん。大型犬か~~。いいな~~~
おれもアイリッシュウルフハウンド飼いたいなあ……
おれも嫁さんのご両親にお会いする前にもはや公認になってたなw
てか、であってすぐ半同棲みたいになってたんだがw
>>797
大型犬いいよね。オレはボルゾイに憧れる。
しかし、犬1、子供2だと、とても、今はとても無理。
>>798
オレはミサイルよりツルペタのほうが本当は好き。
国士乙