当時私側の女性招待客に独身者はいなかった。
友人従妹もみな既婚者だった。
そのため振袖での出席者は無し。
旦那側の先輩・友人(男)には独身が何人かいた。
その状態を知ったコトメが
「じゃあ華が無くて可哀想だから私が振袖着てあげる。
成人式と友達の結婚式に着ても三回しか着てないしもったいないから、着てあげるよ。
それに弟ちゃんの友達先輩独身の人多いんでしょ?
ふふふ私の華麗な姿に惚れちゃうかなぁ。
私は今フリーだから受けちゃうから、勝手に断らないでよ。
シスコンなんて言われたくなかったらちゃんと仲介してね。」と
すごく真剣に三回繰り返して言われて私達はドン引き。
結局成人式の時の振袖は、若い人向きでピンク主体の色目だから、とても三十路で着れるものではないとトメさんの大反対に会い
(友人結婚式での着用も二十代半ばだったそう。)
コトメ泣く泣く断念した。
結局トメチョイスの落ち着いたデザインの緑のカクテルドレスで出席してくれて、とてもきれいだった。
そのため私側の招待客の私のゼミの教授(私が卒論でお世話になった時は准教授だった。)がコトメに一目ぼれして紹介してくれと頼まれて、席を設けたらコトメも気に入って、とんとん拍子にコトメは教授夫人になった。
教授は当時バツイチで四十代半ばだったけど、なかなか姿のいい人でした。
子供はいませんが、二人ともラブラブで幸せそうですよ。
おかげでコトメからの意地悪も止み義両親に大感謝されて
居心地のいい嫁生活送ってます。
教授ありがとう!
いつから反撃開始だ?と読み進んだのは、私だけじゃあるまいw
なんかいい話に落ち着いてるじゃないかw
終わりよければなんだよね・・・ほんとw
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