市役所のロビーで見知らぬ男女に呼び止められて、離婚届の証人になってくれと頼まれた
その日は婚姻届を出すために来ていたから申し訳ないけど縁起でもないと思ったので
すぐに「ごめんなさい、できません」と断った
が、彼氏が「いいですよー」とニコニコしながら証人欄を書き始めて愕然
相手の女が彼氏に「お礼を送りたい、証人欄の住所でいいか」と聞いて彼もお礼なんていいですよーと言いつつも住所を控えるのをOKした
その男女はすぐ近くにいたお年寄りを捕まえてもうひとつの証人欄を埋めることに成功したみたいで、さくっと離婚届を出して、あとはもう他人みたいに二手に分かれて消えた
それを見ていたらなんとなく婚姻届を出そうという気持ちになれなくて「日を改めたい」と言ったけど、感情的な理由だから彼氏を納得させることができなくて、彼も「人助けしたのになにそれ」と言い出して、婚姻届の奪い合いに発展し、結局破れてしまった
窓口で新しいものをもらえばよかったんだろうけどお互いカッカしてたからその日は何もせず帰宅した
1ヶ月くらいしてから礼の女性から彼氏宛に高そうな菓子折りと近況がつづられた手紙が届いた
彼氏が「俺がいいことをしたご褒美だから」と言いながら私に見せ付けるようにお菓子を食べている姿を見たらなんだか幻滅してしまった
きっかけはこれだけどその後も小さいいざこざが増えちゃって、最終的に彼とは破局した
今はお互いに配偶者も子供もいて学区が同じだからお互いの姿を見たり噂を聞いたりするけど、元彼は見たこともないくらい穏やかな顔で奥さんや子供を見ている
運動会のときに会って少しだけ話をしたけど、彼から見て私もそんな感じらしい
多分私たちは価値観が違っている者同士だからあのまま結婚してもいさかいが絶えない家庭になってたかもねーと今は笑いながら話せるくらいの関係になった
そういった意味では、あのとき離婚届の件があってよかったと思う
なんで今更こんなことを思い出したかというと昨日まとめで、釣り好きの旦那さんのために魚料理を覚えたけど実は旦那さんが魚嫌いでそれがきっかけで離婚したという女性の書き込みを見たから
もしかしてあのときの男女ってこの書き込みをした人なのかなと懐かしくなったw
もしそうだとしたら、あなたのおかげで私たちは結果的に幸せになれましたとお礼が言いたい
俺もその状況なら断るわ
見知らぬ人間に本籍地までさらして、トラブルになったら怖いもん
なんか別視点での話があったような・・・と思ったらそれかww
もしそうだとしたら凄いね。タイミングとか縁ってあるんだね。
>>500
>>501
レスありがとう
いつも読んでるばかりで書き込むの初めてだから
改行しなきゃ読みにくいのにも気づかなかった
読みづらくてごめんなさい
もちろん同時期なだけで違う人の話かもしれないけど
もしそうだったら不思議なご縁みたいなものを感じる
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