投下します
当時俺スペック
26才銀行員
チビデブ
キレイ好き
趣味はネトゲとラノベ
3泊4日だったかな?
滞在期間は毎日研修終わると大勢で飲み会やるのが通例。
凄く行きたくなかったけども半ば無理やり同期に連行されて渋々参加することになった。
店に入るとすで凄くガヤガヤしていて俺としては入りにくい空気。
また仕方なく会いてるテーブル席へ友人と隣同士に座った。
すると目の前に座っているのは、いかにもリア充といった感じの美人二人。
特に一人はグレーのタイトスーツに黒ストッキング、茶色のロングヘアーで化粧も派手目。
北川景子っぽい雰囲気。
凄くキレイだけど、苦手なタイプというか、住む世界が違うなーという感じだった。
だけども正面に座っといて無言はまずいと思いちょっとだけ頑張る俺
こ、こんばんわー ははは・・・というヘタレ具合。
すると、さすがリア充といわんばかりに元気な挨拶が返ってきて質問とかたくさんしてくれた
「俺くん、かっぷくがいいね!かっぷく!なんかもりもりスポーツやってたんですか!?」
という良くわからない言葉で質問がきた。
ずっと柔道やってた俺はそのまま返答すると、
景子の友達が「えー!景子の好きなパターンじゃん!」と。
景子も「やっぱり男はラグビーか武道の2択だよ!ステキステキ」と続く。
俺の中で激しく※のマークがよぎったが、キレイな人にそう言ってもらえて正直嬉しかった。
会話は続き、特技の話になる。
景子は小さい頃からピアノが得意らしい、景友もピアノ、俺友はキャンプ的なことと嘘をつく。
俺は当然柔道と答えようとするが「柔道以外でね」と釘を刺されてしまう。
本当に困ったが、ここで詰まったらノリがわるくてつまらん奴と思われてしまうと焦った俺は、手品と答えた。
先週実家に帰った時に弟にいっこ教えてもらっただけで、
全然得意ではないが背に腹は代えられなかった。
弟がやったときは二人でキャッキャはしゃいだが、今回は盛り上がるか不安だった。
しかし緊張のあまり途中でミスって肝心のコインを落とすという失態をおかす。
その時に素で「あだぁ!」という奇声を上げてしまい死にたくなるが、それがよっぽど面白かったのかみんな腹を抱えて笑ってくれる。
「なになにその声wwwwねえねえwはははwww」と涙を拭きながら笑う景子がまたステキだった。
その日は盛り上がって解散。
居酒屋から宿泊先に帰る時も景子ととなりだった。
「俺くん彼女いるの?」さっきまでと違って落ち着いた雰囲気で話しかけられる。
「いない」と正直に俺。会話が続く。
「そっちは?いるの?」
「気になるー?w」
「特には!」
「何その言葉w私はいるよーw」
「い、いいじゃん!」
「でしょ~」
こんな感じの会話をしながら宿泊先に到着。
彼氏がいると聞いて、凄くイケメンな人なんだろーなーと考えて少し落ち込んだ
色んな感情でいっぱいになってよく眠れなかった。
翌日も研修がはじまる。
ずっと景子を探しては目で追ってた。
そして休憩中の喫煙所で男だけのトークがはじまる。
昨日の件についてだった。
友「君に伝えなければならないことがある、心して聞きたまえ。景子ちゃんの友達から仕入れた情報によると、景子は君のことを気に入ったらしい」
俺「まじんがー!?」
友「よかったな、本当に。今夜もご飯誘ってこいよ。二人でいく?それとも俺もついてく?」
俺「どっちでもいいけどなーお前も行きたい?」
友「いや全然」
俺「そんじゃ一緒に来てください」
友「行きたくないって行ってんじゃんwwwこの会話おかしーだろwwって言ってほしいの?」
俺「ぐぬぬ」
そんなこんなでその日は男女三人ずつの6人でカラオケへ。
どんな顔して合えばいいのかとドキドキしたけど、景子はいたって普通に接してくる。
すごく大人に見えた。
その時も周りの気遣いで隣に座った。
景子は歌がすごく上手だった。
途中で「はい、俺くんも何か曲いれな~」とデンモクを押し付けてくる。
いい匂いがした。
クロエ?の香水らしい。
選曲としては、まずアニソン全力熱唱を自分の中で完全排除した。
そこで閃き、「景子はどんな歌が好き?」って聞いてみると「楽しくなれる曲!」と。
悩みに悩んだ、1分で脳をフル回転させる。
画面に予約した曲が表示される。
CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ
事前に弟に電話してヒアリングしたところによると
「全てを吹っ切ることが全て」というアドバイスをもらってたため、
恥ずかしかったが、全力で歌った。
立って歌った。
スッパーキンッ!のところまで全力で。
歌は下手じゃないと思う。
皆が盛り上げてくれたおかげでかなり盛り上がった。
景子も楽しそうに笑いながパチパチと肩を叩いてきて「面白かったよー!wうんうんw」と言ってくれて嬉しかった。
組んでる脚がセクシーだった。
「なんかリクエストある?」って聞かれたから、
優しさに包まれたならをリクエストすると、上手に歌ってくれて聞き入った。
景子や景子の友達も一緒にドドリアコール。
頑張って飲んだ。
飲み終わると「ドドリア男前!」と隣の景子に言われて喜んだ。
「ドドリアってなにー?」とも聞かれたので、「デリバティブみたいなもん」と答えといた。
そしてカラオケ終了の時はベロベロに俺はよってた。
また、帰りは隣同志で歩いた。
景子「ちょー楽しかったね!」
遊び慣れてるだろうに、でも本当に楽しそうだった。
俺「うん!でももう会えなくなっちゃうのがアレだね!」
景子「また皆で遊びに行きたいね」
因みに男勢は大阪で、女勢は東京。
そこで今度泊まりでUSJに行こうって話になる
ドドリアさまwww なんかこれを貼りたくなった。
一昨日の昼に友達二人とこういうファミレスに行ったとき
混んでたから名前書いてもらって待ってたら
暫くして「三名様でお待ちの フ、フリーザ様?」って呼ばれて
小声で「こういうの書く奴必ずいるよな」って言ったら、
友達がいきなり「さぁ!行きますよ!ザーボンさん、ドドリアさん!!」って立ち上がった。
最後の最後、研修はプログラムを全て終えてまた6人で駅に向かう。
キレイな人と並んで歩いて、少し強くなった気がした。
いつもいい匂いがするので、思い切って言ってみた
「景子いっつもいい匂いだなー」
「なになに?もっとほめてーw」と体をグイグイ寄せてきた。
すごくドキドキしたし、なんだか嬉しかった。
首をかしげながら笑顔で顔を覗き込まれると、照れてしまいひたすら前を向いて歩くことしかできなかった。
ついでにこんなことも聞かれた。
「どんな女の子がタイプなのー?」と。
ルイズ(※アニメのキャラクター)一択だったけど、それは言わなかった。
「優しい子かなー」と。
「なにー!きさまー!嫌味かー!」とオーバーなジェスチャーで迫ってきて、つくづく楽しい人だなと思った。
その時連絡先も交換した。
駅の改札をくぐると、本当にお別れの時。
今度はいつもと違う落ち着いた笑顔で
「楽しかったよ、ありがとう。明日からまたお仕事頑張ってね」と言ってくれた。
帰りの新幹線では同期にいっぱい褒めてもらう。
「よかったな!あんなキレイな子に気に入られて!◯◯支店の景子ちゃん、結構かわいいって有名らしいよ!
親も◯◯の役員らしいよ、もう完璧だな」と。
育ちもいいのかと感心したが、別に自分のものになったわけではなかったので複雑だった。
帰りの新幹線で周りは爆睡する中俺は一人考えていた。
相手は超絶イケメン彼氏がいるし、これは楽しい夢だったんだ。
忘れよう。少なくとも希望は持たないことにした。
とりあえず家について弟に電話して相談した。
「いけるいける!いい女なんて365日彼氏いるんだから!待っててどうすんの!w
奪いに行かないと!君はもうその人と付き合って結婚した方がいい!
いや冷静に!はっきり言おう、二度ともう現れないよ。
きこえる?そんな女はもう俺くんの前に二度と現れない」と
嘘と思ってるかもしれないけど本当に見てるで!
ほんまやで!疑ごうてるかもしれへんけどほんまやで!
絶対にホンマに見てるんやで!
続きを楽しみにしてるで!ホンマやで!
(名古屋県民)
ひどいこと言う奴だなと思いつつも、実際弟の言うとおりだった。
すると翌日、意外にも、景子から電話がかかってきた。
「元気?USJ忘れてないよね?」と。
舞い上がったがここは冷静に「覚えてるよー」と。
「皆で話したんだけど、来月の三連休は?いける?」
ガラ空きだったが、少し間を置いて「いけるよー、みんなにも確認しとくねー」と。
しかも一泊していくらしい。
すぐさま弟にry
俺が幹事になってしまったが、一度もUSJに行ったことがないので、
職場の後輩(男で同じくチビデブ)を連れて下見に行った。
バックトゥーザフューチャーが楽しくて2人でTシャツまで買ってしまった。
USJ当日までに、景子と何度かメールした。
自分自身が調子に乗らないようにわざと素っ気なくしたりした。
すると「メールつまんない?まあ忙しいか!ごめんね」とメールがきた。
弟曰く、それは相手を引きつけてしまう上級者向けの高等うんたらとのこと。
よくわからなかったけど、とにかく風向きは最高らしい。
そしていよいよ当日を迎える。
景子が目の前にたっている。ひたすらキレイだった。
「やあドドリアさん!w」と景子。
「ドドリア・・・さん?」
後で男友達に聞いてフリーザの手下と聞いたとのこと。
その後は特別なこともなく、スムースに楽しい時間が過ぎる。
バックトゥーザフューチャーのTシャツをまた買ってしまう。
すると、景子も「これいつ着るの?w」といいながら
「私も買っちゃおう!」といって違う種類のTシャツを買ってた。
おそろいだと、喜んだ。
USJを出て今度は夕食へ。
そこで意外な発言。
景友「今日は景子の傷心旅行でもあるので、盛大に!カンパーイ!」と。
彼氏と別れたらしい。
えええええっと男ども。
景子はそれでも笑顔で楽しそうだった。
俺はゲスいがはっきりいって嬉しかった、やったチャンス到来!と。
食事が進むと、店内が暗くなり音楽が流れはじめる。
今日は俺の誕生日だった。
皆で歌ってくれて、本当に嬉しくて泣いた。
「ドドリアさん戦闘力27万おめでとう」とプレートに書かれてた。
文がが長すぎて文字がちいさかった。
店員は失笑だっただろうな。
思う存分騒いでいよいよ楽しい時間も終わり。
本当は告白したかったけど、勇気がでなかった。
それぞれ別々のホテルへ。
景子は最後の最後まで手を振ってくれた。
笑顔だったがどこか不満そうにも見えた。
ホテルに帰って悶々としてると、景子から電話があった。
何やら深刻そうな感じで「・・・今から会えない?」と。
すぐに会いに行った、弟には電話しなかった。
友達のエールを受け景子の宿泊先のホテルの近くの公園へ
そこで、呼び出してごめんねーだの色々前置きがあっていよいよ本題へ。
相変わらずいい匂いがした。
二人でブランコに揺られながら、しばらく沈黙が続いたあと、言いにくいそうに。
「大好きになりました、私と付き合ってください」と。
夢のようだった。経験したことのない喜びだった。
こんなにキレイな人が告白するなんて。
即答でオナシャス!と返事。
そのまま順調に付き合いがはじまってすぐに結婚しました!
今でも最高に幸せです!
ネタじゃないですけど、長々と駄文失礼した!
本当に読んでくれた人ありがとう!
例えそうでも、俺はいいんだ
ただただ今も嬉しいよ
ドドリアさんに惚れた理由もkwsk
相手の父親になんとなく似てたんだって
女の子ってそんなもんなのかなw
男同士でUSJではしゃいじゃうとか、
すげーいい奴っぽい
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