小学生の時から仲良くしてた友達からも無視をされるようになったのがきっかけで不登校に。
不憫に思った祖母が私にお菓子作りを教えてくれた。
祖母は菓子職人としてフランスで働いてた事があるすごい人で、それを知っていた私はとても嬉しかった。
「あんたは腕がいいね」といつも褒めてくれたこともあり、
私は「大人になったらおばあちゃんのような菓子職人になる!」といつも言っていた。
勉強は兄や姉が教えてくれていたので学力も落とさずに高校受験を迎えることができ、私は祖母に言ったように製菓系の高校に入学した。
その後は専門進学→海外で修行→30歳の時に日本に帰ってきて、自分の店を開いた。
どこに店を出すか悩んだけど、2~3年でまた海外に戻り、自分の店を出すつもりでいたので祖母への恩返しも込めて地元の近くに店を出した。
長くなったけどこれが前提。分けます。
それで、今年の3月初めに店に電話があった。
「同窓会をやるんですけど、そこで友達のお祝いをしたいのでケーキを作っていただけませんか?」って。
その電話の方はBさんとします。
その時にはもう私の他にもパティシエを雇っていて余裕があったから、快く引き受けた。
「A君って言うんですけど、今年自分のお店を出したのと、長く付き合った彼女さんと結婚するみたいなのでサプライズしたいんです」と言われたので
それにあうようなコンセプトで大きめのケーキを作った。
一度試作品を見てもらうためにBさんに来店してもらった。
私がケーキを作ったから私が対応したんだけど、Bさんは私の顔を見てかなりビックリしていた。
なんでかな?って思ったけど、特に気にしないで試作品のケーキを見せたり、値段の打ち合わせとか、何時までに作っておくかとか細かく話をして、最後に伝票に
名前と電話番号を書いてもらって、やっと気づいた。
小学生の時に仲良くしてたBちゃんだ!と。
「あ!もしかしてBちゃん?」って声掛けたら、かなり気まずそうに
「うん、そう… ○○ちゃんだったんだね。すごいね。」みたいなことを言われた。
私はもういじめられてたことは気にしてなかったから普通に話しかけたんだけど、向こうはまだ気にしてる部分があったのか、はたまた違う感情があったのか、最後まで多くは語らずに帰って行った。
それで同窓会の日、約束通りの時間にケーキを作ってBちゃんに受け渡して、私はそのまま帰宅。
その時に「同窓会、来る?」って言われたけど、
「いやぁ大丈夫だよ。ありがとう」って言うので精一杯だった。
また切ります。
同窓会があったのが3月末だったんだけど、4月に入ってからお店にすごく綺麗な女の人が私を尋ねてやってきた。
で、私の顔を見た途端「申し訳ございませんでした」って頭下げて…
なんのことだかさっぱりだった。
結果だけ言うと、この綺麗な方はA君の奥さんだった。
同窓会の時にBちゃんが「これ、○○(私)ちゃんが作ったケーキなの。○○ってお店、○○(私)ちゃんのお店なんだって。お母さんが言ってた。」
と、みんなの前で言ったらしい。
そしたらA君が突然キレてケーキをひっくり返した、と。
A君奥さんは事態が把握出来なくて、でもA君はキレてて
(かなりお酒が入ってたみたい)事情を話してくれなくて、結果的にBちゃんが後日A君奥さんに今までの事を全部話したらしい。
そんなこと聞いてなかったA君奥さんはA君に詰め寄って、
「キチンと謝罪しないと結婚はしない!」とまで言ったってorz.
でもA君は「昔のことだから~」って逃げた。と。
A君奥さんも過去にいじめられてたらしくて、色々と話してくれた。
そんな偶然が重なるんだな、とも衝撃だったし、A君が私のことを覚えていたこともかなり衝撃だった。
さらに後日、A君が店に謝りに来たみたいなんだけど、その時にはもう私はイタリアに行く準備をしていたから店はもう他の子にまかせてて不在。
お店の子が私の事情を話したら、A君顔真っ赤にして「謝りに来なきゃよかった」って大声出して帰って行ったってさ。
Bちゃんからも実家に謝罪の手紙きててそこにA君の事情を書いてたけど、かなり苦労して自分のお店を出したみたい。
しかも私と同じ飲食店。
「負け犬の癖に海外かよ」って同窓会で言ってたってさ(笑)
そのあとA君は婚約破談されたとか。
A君奥さんからも実家に手紙が来てたので、長くなったけど書いてみた。
スレチだったらごめんなさい。
最初分からなかった。
一度殴り合いの喧嘩をして
お互いスッキリして欲しい気がする
最初に店にきたBだけたと思ってた。
書いたのだろうか
婚約破棄されたってことは「A君奥さん」は「A君婚約者」でいいのかな?
A君がケーキひっくり返すほど>>475さんに感情動かされてるのが不思議
イジメっ子って時間が経つとイジメたことすら忘れてるってイメージだわ
そして>>475さんのお菓子が食べたいw
イタリアでも頑張ってね
>>479
自分がいじめて見下してた奴が作ったもんなんか食べられるか!
めでたい席にこんなもん出しやがって!
みたいな感情じゃないかな。
他にもケーキがあまりに立派だったから、同じ飲食業の人間として下に見てた奴に負けて悔しかったとか。
海外行きを馬鹿にしてたのも完全にやっかみだろうし
>>475さんは意図せずいじめっ子を見返した形だね
海外でもがんばってください
いじめを行なっていたのが人生の絶頂期で
自分がいじめていた相手以外に見下し対象が存在しない場合はしつこく覚えていたりするよ
その見下していたいじめっ子が、自分よりも先に立派な店を出して繁盛していて
しかもそれは海外に再び渡って現地で店を出すまでの繋ぎ的な存在
見下し対象が自分よりもはるか高みにいた
てのでキレたんだと思う
>私はイタリアに行く準備をしていたから
海外で修行って、イタリア行ってたの?
ちょっと珍しいね
フランス料理の源流はイタリアだからね
イタリアは地方によって色々と違ってくるから奥深いし
昔、銀座のデパ地下にイタリア料理店が出店していた
美味しいケーキ屋があった
イタリア
言語だと中南米で使えるスペインより役に立たないが
ビスケット(含クッキー)とジャムだけは美味しいんだよな
三越の物産展で、ウォーカー家の当主がビスケットの実演販売していたが
焼きたての美味しさにビックリしたわ
>A君は「昔のことだから~」って逃げた
カスは大人になってもカスのままだったってことか
婚約者はよく逃げられたよな
貴女はAの婚約者を救ったんだよ
これからも胸を張って仕事に励んで欲しい
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