昨年の暮れに私宛に義母から手紙が届いた。
そこには私への謝罪の言葉が延々と書かれていた。
ある切欠があって自分のこれまでの人生を見つめなおしたら、
自分がいかに自分勝手で傲慢で色んな人を傷付けてきたかを今更ながら知り、
自分で自分が憎くなり恥ずかしくなり死にたいとすら思う。
今自分が誰にも頼れず寂しい生活をしており、実の子供たちも孫も私の前から去ったのは全て自分の身から出た錆である。
あなたにもずいぶん辛く当たり、傷付け苦しめたと思う。
本当に申し訳ない。
帰ってきてほしいなどとは思いません。
そんな都合のいい話はありません。
ただただ謝りたかったのです。
~みたいなことを、あの時はああだった、この時はこうだった、といちいち謝罪の言葉が並び
普通の白封筒が定形外の料金になるぐらいの枚数の、長い長い謝罪の手紙だった。
ちなみに“ある切欠”は長くなるので省略するが、宗教絡みなどではなく友人を亡くした時に色々考えることがあったみたい。
義母がすごく反省してるのは文面から伝わってくる。
決して何か目的があるふうでもなく、その場凌ぎ的なものでもなく、言葉の端々から伝わってくる。
手紙は夫にも読んでもらった。
夫は何も言わなかった、と言うか言えないって感じだったな。
これ貰ってどうすればいいんだと悩んだあと、思い切って義妹に電話して相談してみた。
義妹にも似たような謝罪の手紙が来たそうだ。
「どうするの?」って言ったら、義妹は「どうもしない」って。
謝罪は受け入れるけど、だからってこっちが傷ついた気持ちは変わらない。
お母さんのせいで夫婦の危機だったんだし、今でもギクシャクしてるしって。
お義姉さんも兄ちゃんに遠慮せず自分の思うようにすればいいと思うよって言われた。
で、義妹に右に倣えするわけじゃないけど、結局私も何もしようがないよなぁって思った。
謝罪は謝罪として受け入れるけど、私には今ここに今の生活があるわけで。
許して戻ったところで、顔を見たらきっと思い出す。
許して、なかったことにして、笑顔で挨拶なんてできないよ。
文面にも老後どうしてほしいと思って謝ってるわけではないから誤解しないでほしい。
時期が来たらホームに入るお金はあるから心配しなくていい、とも書いてあったし
結局自分が楽になりたかったんだろうなと思うし、それはそれでもいいと思うけど
色々考えた挙句、夫に今度会う事があれば「謝罪は受け入れるけど、今の距離を保った方がお互いにいいと思う」と伝えてもらうことにした。
その上で、夫が今回の手紙を読んで義母に会う機会を今後作りたいと思うなら私は会わないけど、夫は好きにしていいからと話した。
但し、だからと言って今後私と義母との距離が短くなることはないからと念を押したけど。
夫も辛いだろうし、あんなに盾になってくれたことには感謝しかないけど、やっぱり気付くのが遅すぎたと思うんだ。
長いけど読み応えあったw
ネット脳で言えば、どうにか老後の面倒見させようってことだけど
そうでもなさそうなんだね
まぁ人間が変わるキッカケがその年で来ることもあるんだろうし
本当に反省してたんだとしても、私も「自分が楽になりたかった」んだろうと思うわ
謝罪は受け入れるけど現状維持でってことで私もいいと思う
>>761
あなたの考えで良いと思う。
私でもそうすると思う。
姑さんは手紙の通り本当の意味で自分の過ちに気づいて、
今後の生き方を変えられたら、
そばにいてくれたり、気にかけてくれる人も現れるでしょう。
ただ単に、親しい人たちを失ったさみしさが書かせた、
自己保身の為の、言葉だけの謝罪の手紙だったのなら、
この先も人を失うだけの孤独な人生の終わり方になるんでしょう。
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